11月17日(木)その2-2年生、二松学舎「学び」のコースー

17日(水)放課後、2年生対象の二松学舎「学び」のコースの第6回が実施されました。高大連携教育の一環で、「学問」の視点からのキャリア形成を目的としています。

今日の講師は、二松学舎大学国際政治経済学部准教授の合六強先生です。合六先生のご専門は国際政治学で、テーマは「ロシア・ウクライナ戦争を考える」です。

ウクライナの歴史に始まり、ロシアのプーチン大統領の侵攻理由、戦争の現状、今後の展望と影響に話は進み、最後は「私たちにできること」という話題で締めくくられました。最後の「私たちにできること」の部分で、合六先生が「疲れない程度に関心を持ち続ける」「考え続ける」「できる範囲での復興支援」「偽情報やフェイクニュースに注意」「情報・画像・動画の波に溺れない」と話しをされた時、生徒の目が普段とは異なる真剣な眼差しに見えました。

2年生の今後の進路選択、現状分析の一助になれば幸いです。今日の担当も、入試広報部の車田でした。

11月16日(水)かるた部、大会報告

文化部の中でも、かるた部は、数少ない直接的な「対外試合」がある部活動です。以下、顧問の八木先生からの報告です。

【かるた部】
11月6日(日)関東第一高校にて、「競技かるた初段認定東京都高等学校大会」が開催されました。 本校からは、2年生の河合さんと3年生の竹内さんが出場しました。本大会は、東京都の高校生で初心者の多いE級選手だけが出場でき、全員が3試合を闘って、2勝以上で初段の申請資格が得られるという大会です。 昇級がかかった大チャンスなので、どの選手も気合い十分で参加していました。

結果は竹内さんが1勝、河合さんは3勝して見事優勝し、昇級の資格を得ることができました! 竹内さんはコロナ禍に入学・入部し、大会参加の機会になかなか恵まれませんでしたが、前向きに練習を続けてきました。大会に出場したのは今回が二度目で、この1勝は大会初勝利となるので、重みある1勝となりました。

また河合さんは抽選落ちが続き、これまで大会には出場できませんでしたが、練習を続け、今回初めての大会出場にして、見事全戦全勝を収めました。 これにより、河合さんは一つ上のD級に昇級することになります。

二人とも、本当によく頑張りました。さらに強くなることを目指して、また練習を続けていきます。

11月15日(火)『校長だより』第28号

【二松生で埋まる一塁側スタンド ~野球部 秋季東京都大会~】  

12日(土)、13(日)、秋季東京都高等学校野球大会の準決勝・決勝に駒を進めた野球部を「全校応援」で盛り上げようと神宮球場に全校生徒が集結しました。

両日とも神宮球場一塁側スタンドでは、吹奏楽部が演奏する中、チアリーディング部と応援同好会、さらに野球部が応援をリードし、参加した生徒はメガホン片手にグラウンドでプレーする選手を鼓舞し応援しました。

二松に入学後、初めて、球場に足を運んだ人もいたことと思います。12日の準決勝後に中3生向け学校説明会で応援の感想を話してくれた1年生は、「野球部のプレーはもとより、吹奏楽部やチア部、応援同好会の三部の応援を生で見られ、クラスメートの活動の一端を知ることができました。」と語ってくれました。コロナ禍の影響もあり、日頃、他の部活動の様子を見る機会がなかったことから、今回の野球応援は初めて参加してくれた生徒の皆さんには新鮮に映ったことでしょう。野球部前主将3年生の小林君からは何度も「全校応援にしていただき、ありがとうございます。とても嬉しく感じています。」と感謝の言葉がありました。

準決勝戦では勝利の後、校歌が流され、学校への帰属意識を高め、二松生としての誇りを強く感じてくれたことと思います。全校生徒が同じ目的に向かって一丸となれたことは、とても嬉しいことです。参加してくれた生徒の皆さんの心に残る行事となったことが何よりです。さらに保護者の皆様の応援、野球部OBの鈴木誠也さんも駆けつけていただいたようで、オール二松学舎で過ごせた時間に感謝です。本当にありがたいことですね。 

試合は、準決勝の帝京高校には勝利しましたが、決勝戦では残念ながら東海大学菅生高校に敗れ、準優勝となりました。野球部の活躍は我々に感動とパワーを与えてくれました。 今回の結果等を踏まえ、甲子園での春の選抜高校野球大会への出場は、来年1月下旬の選考会議で決定されるそうですが、これまでの実績等を評価してくれることを祈るばかりです。選考される、されないに関わらず、春までは時間があります。体力や技術を鍛え、次の戦いに向けてまた準備を進めていくのみです。野球部には更なる挑戦を期待しています。

11月13日(日)野球部、秋季大会準優勝!

昨日の準決勝に続き、今日も全校応援で決勝戦を迎えました。以下、引率の千葉先生からの報告、そして在校生からの記事をお届けします。特に3年生の記事からは、改めて、野球部が私たちに与えてくれた感動の大きさを確認できました。

【野球部・結果報告】
本日行われました、令和4年度秋季東京都高等学校野球大会・決勝戦の結果報告です。 本日もスタンドには多くの生徒が応援に駆けつけ、吹奏楽部、チアリーダー部、応援部、野球部のリードのもと、野球部の戦いを後押ししました。

先責めの本校の攻撃でスタートした試合でしたが、準決勝の勢いそのままに初回から打線が繋がります。先頭の毛利拓真君(2年)がレフトへのヒットで出塁すると、3番の大矢青葉君(2年)もヒットを放ちチャンスを作り、打席には、今大会好調の4番・片井海斗君(1年)。この場面で、片井君は、見事に期待に応えレフトに弾き返すタイムリーを放ち、1点を先制します。

本校の先発は連投となる大矢君でしたが、初回2死からタイムリーを許し、同点とされ、さらに2・3回にも失点を重ね1-4とリードを許します。

流れを止めたい所で、4回からは、重川創思君(2年)がリリーフしてマウンドに上がりますが、重川君も勢いに乗る相手打線を止められず追加点を許します。反撃に転じたい打線は、7回に押切廉太郎君(2年)の三塁打から内野ゴロの間に1点を返しますが、その後も追加点を許し、2-8で敗れました。

決勝戦こそ惜しくも敗れましたが、10月8日に64校が参加しスタートした秋季東京都大会で見事、準優勝に輝きました。

[画像]閉会式

[画像]準優勝の表彰を受けました

[画像]閉会式より退場

[画像]試合後の記念撮影

【3年D組・梅澤】
2日間準決勝、決勝と応援して、二松学舎の野球部はみんなに愛されているなと思いました。 老若男女に愛されるスポーツの力とは素晴らしく、一生懸命に頑張っているみんなを見て、青春は蒼い、そう感じました。 勝ち負けが全てではないことと、自分の受験に向けてやる気が出ました。明日からも勉強頑張ります!

11月14日(月)学校説明会

野球部が対帝京戦で熱戦を繰り広げていた12日(土)、学校では学校説明会を開催していました。午前の部は、いつもと順番を変え、校長あいさつの後、在校生3名にスピーチしてもらい、その後、この4人はタクシーで神宮球場に向かいます。

野球部が帝京高校に勝利した後の午後の部では、いつも通り、在校生が手伝ってくれました。

説明会では、毎回、アンケートにご協力いただきますが、嬉しいことに、在校生に対して、お褒めの言葉を頂戴します。事実、私は説明会のたびに、彼ら・彼女らのスピーチの言葉から、二松学舎の魅力について、多くの示唆や気づきを得ます。生徒から教えられるとは、まさに、このことなのかもしれません。いつもありがとう。

説明会も残り4回です。受験生の皆さん、ぜひ、二松学舎の生徒「生の声」をお聞きください。きっと高校生活への「夢と希望」が見つかるはずです。今日の担当も、入試広報部の車田でした。