本校は、1階から4階の廊下にエコキャップ回収BOXを設置しています。皆さんも、公民館やスーパーなど、さまざまな場所で同じようなBOXを見かけたことがあるのではないでしょうか。

ペットボトルのキャップを集めてワクチンに変え、世界の子どもたちに届けようという「エコキャップ運動」は、約20年前(2006年)に設立された「エコキャップ推進全国連絡協議会」の呼びかけで始まり、多くの団体が協力し、本校でもボランティア同好会が中心となって参加をしてきました。

エコキャップ運動は、リサイクル促進、CO2削減、売上金での発展途上の子どもたちの医療支援という3つの目的で始まりましたが、リサイクルの過程で雇用創出ができることが分かり、障がい者・高齢者の雇用促進が目的の1つに加わりました。

しかし近年、キャップの買取価格が1kgあたり約20円以下に下落していること、技術革新によりごみ収集時にキャップをリサイクルするシステムが出来上がったことにより、回収を担う業者が減っているのが現状です。そんな中でも、アルファ・ジャパンが本校のみなさんにご協力いただいたキャップ回収のため、本校まで赴いてくれました。今後とも引き続きエコキャップ運動にご協力ください。
なお、いつも集まったキャップは保健室の裏の駐車場で保管しており、8袋〜10袋貯まってから回収していただくことになっています。今回の積込作業はボランティア同好会部長の鈴木くんが行ってくれました。ありがとうございます。今日の担当は、ボランティア同好会顧問の横関でした。