2024年度の最後の日である今日の記事は、4月当初から決めていた内容となります。この年度、2年生の論語を担当している戸張先生の発案で、各クラスの学芸委員を通して、それぞれ「私の論語」を選び続けてきました。いくつかご紹介します。


私も附属高校の卒業生(1994年3月卒)なので、3年間・週1時間、論語を勉強しました。1年生の時は三原先生、2・3年生の時は三浦先生にご担当いただきました。次の写真は、今となっては懐かしい当時の教科書です。


卒業してから32年の時を経て、論語はその時々の自分を映し出す鏡であるということに気づかされました。自分の子供が小さい30代は、振り返ると、次の章句を意識していたと思います。

生徒募集を担当していた40代は、「巧言令色鮮なし仁」にならないよう、自分にこの言葉を言い聞かせてきました。そして50代迎える今は、次の章句になります。

附属高校は、このような気持ちを抱かせてくれる誇らしい母校です。明日からの新年度も、心新たに頑張りたいと思います。今日の担当は、入試広報部の車田でした。