6月7日(土)松友会

松友会とは、本校の同窓会の名称です。例年、教育実習の最終日、総会、そして懇親会を開催しています。まず総会では、名誉会長である鵜飼校長先生から、ご挨拶を頂戴しました。

その後、会長の大林一夫さん(35期)の挨拶、前年度の事業及び会計報告、新年度の事業及び予算案の承認と進み、全ての議題が原案通りに可決されました。ご協力、ありがとうございます。

16時からは大学学生食堂に会場を移し、懇親会。

3週間頑張り抜いた15人の実習生(72期」)を労いました。本当にお疲れさまでした。

また、今年度で65歳の節目を迎えられる戸井田先生からは、卒業生への激励を賜りました。40代の卒業生の一人は、「授業を思い出しました」と当時を懐かし振り返っていました。

今後、教員を目指すにせよ、大学院や一般企業に進むにせよ、ここで得た経験は、大きな糧になるはずです。皆さんの活躍を祈念しています。最後に、実習生の在学時、彼ら・彼女らを学年主任として3年間、見守り続けた末木先生と一緒に写真撮影。

今日の担当は、入試広報部の車田(44期)でした。

5月26日(月)教育実習

19日(月)から3週間の教育実習が始まっていますが、その週は指導案の作成や授業練習などの準備期間になっています。

今日からいよいよ、本格的な教壇実習。15名全員、本校の卒業生です。高校生の時のように、再び教え子の成長を見守る日々となります。頑張れ、実習生!

今日の担当は、入試広報部の車田でした。

5月8日(木)エコキャップ運動

本校は、1階から4階の廊下にエコキャップ回収BOXを設置しています。皆さんも、公民館やスーパーなど、さまざまな場所で同じようなBOXを見かけたことがあるのではないでしょうか。

ペットボトルのキャップを集めてワクチンに変え、世界の子どもたちに届けようという「エコキャップ運動」は、約20年前(2006年)に設立された「エコキャップ推進全国連絡協議会」の呼びかけで始まり、多くの団体が協力し、本校でもボランティア同好会が中心となって参加をしてきました。

エコキャップ運動は、リサイクル促進、CO2削減、売上金での発展途上の子どもたちの医療支援という3つの目的で始まりましたが、リサイクルの過程で雇用創出ができることが分かり、障がい者・高齢者の雇用促進が目的の1つに加わりました。

しかし近年、キャップの買取価格が1kgあたり約20円以下に下落していること、技術革新によりごみ収集時にキャップをリサイクルするシステムが出来上がったことにより、回収を担う業者が減っているのが現状です。そんな中でも、アルファ・ジャパンが本校のみなさんにご協力いただいたキャップ回収のため、本校まで赴いてくれました。今後とも引き続きエコキャップ運動にご協力ください。

なお、いつも集まったキャップは保健室の裏の駐車場で保管しており、8袋〜10袋貯まってから回収していただくことになっています。今回の積込作業はボランティア同好会部長の鈴木くんが行ってくれました。ありがとうございます。今日の担当は、ボランティア同好会顧問の横関でした。

5月7日(水)孔子祭

4月27日(日)、2・3年生女子7名からなる聖堂唱歌会が、湯島聖堂で行われた孔子祭に参列しました。

孔子祭は、古く中国で行われて来た、孔子をはじめとする先聖先師に牛や羊などの生贄を供えて祀った儀式を起源とし、湯島聖堂では17世紀末に初めて開催されたという伝統的な祭祀です。

本校の生徒7名は、式典内で「孔子頌徳の歌」を歌唱しました。かつてのコロナ禍の時は式典の中止などもあり、昨年、5年ぶりに歌唱で参加させていただきました。昨年の参加生徒も多かったことから、厳かな緊張感ある式典の中でも、堂々と歌い上げてくれました。

日頃から孔子の「論語」を学んでいる本校生徒たちだからこそ、強い想いを持って歌唱を担当しました。参加した生徒の皆さん、お疲れ様でした。また、歌唱指導を担当いただいたた高村先生、ありがとうございました。

今日の担当は、引率教員の千葉でした。

3月31日(月)私の論語

2024年度の最後の日である今日の記事は、4月当初から決めていた内容となります。この年度、2年生の論語を担当している戸張先生の発案で、各クラスの学芸委員を通して、それぞれ「私の論語」を選び続けてきました。いくつかご紹介します。

私も附属高校の卒業生(1994年3月卒)なので、3年間・週1時間、論語を勉強しました。1年生の時は三原先生、2・3年生の時は三浦先生にご担当いただきました。次の写真は、今となっては懐かしい当時の教科書です。

卒業してから32年の時を経て、論語はその時々の自分を映し出す鏡であるということに気づかされました。自分の子供が小さい30代は、振り返ると、次の章句を意識していたと思います。

生徒募集を担当していた40代は、「巧言令色鮮なし仁」にならないよう、自分にこの言葉を言い聞かせてきました。そして50代迎える今は、次の章句になります。

附属高校は、このような気持ちを抱かせてくれる誇らしい母校です。明日からの新年度も、心新たに頑張りたいと思います。今日の担当は、入試広報部の車田でした。