10月5日(土)に開幕した秋季東京都高等学校野球大会ですが、同日、本校野球は1回戦を迎えました。対戦相手の日体大荏原高校は、甲子園出場を賭けて、2022年夏の東東京大会の決勝戦で対戦した強豪校です。以下、応援団顧問の千葉先生からの報告です。
【野球部】本校の先発マウンドには、河内くん(2年生)が上がります。立ち上がり1死を取った後、3連続長短打を浴びて、2点の先制を許します。
その裏の攻撃前、円陣で「打ってピッチャー助けようぜ!」との声が上がります。
この声に乗って、先頭の入山くん(2年生)が右中間に2塁打を放ち、反撃の狼煙を上げると、続く2番・甲斐くん(2年生)がサード前に絶妙なセフティバントを決めて、1・3塁。内野ゴロの間に1点を返した後、2死1・2塁のチャンスを作ります。
ここで打席には、6番の花澤くん(2年生)。花澤くんは見事にベンチの期待に応え、レフトへ会心の一打!この当たりが三塁打となり、二者を迎え入れ、逆転に成功します。
打線の援護を受けて立ち直りたい河内くんですが、2回も2本のヒットを許し、2死1・3塁のピンチを迎えます。ここでベンチは早目の決断で、ピッチャー交代。マウンドにエース及川くん(2年生)を送ります。
及川くんは同点とされますが、その後のピンチで踏ん張り、勝ち越しを許しません。
3回以降は、1・2回の点の取り合いから一転、両チームの投手の好投により、締まった試合展開に。5回に犠牲フライで勝ち越しを許しますが、7回のピンチには、センターの花澤くんがダイビングキャッチで追加点を与えず、踏ん張ると、その裏、打線が繋がります。
1死を取られ、打者・甲斐くん、カウント1-1の場面で代打に今井くん(2年生)が送られます。この起用がピタリと当たり、今井くんがライト前にヒット。続く宮本くん(2年生)のライトへのヒットで、今井くんの代走・日笠くん(2年生)が判断よく3塁を陥れてチャンス拡大。
内野ゴロで同点に追い付くと、2死1塁から、5番・永尾くん(2年生)の当たりはライト前に。この打球の処理を焦った相手ライトがこれを後逸し、1塁ランナーが一気に生還、再び逆転します。
8回のピンチもセカンド・土屋くん(2年生)の好プレーで凌ぎ、その裏、満塁のチャンスから押し出し四球と宮本くんの犠牲フライで2点を追加。最終回も及川くんが0に抑え、7-4で接戦を制しました。
次戦は10月14日(日)14時から、スリーボンドスタジアム八王子で八王子高校と対戦します。 これからも、本校野球部に熱いご声援を宜しくお願いいたします。
(写真は、1枚目=試合会場は、立川市営球場・コトブキヤスタジアム、2枚目=応援宜しくお願いします、3枚目=先発した河内君、4枚目=1回裏の攻撃に向けて円陣を組みます、5枚目=甲斐君は、絶妙なセフティバントでチャンスを拡大、6枚目=花澤君がレフトオーバーの逆転タイムリー三塁打、7枚目=逆転、スタンドも盛り上がります、8枚目=リリーフで好投した及川君、9枚目=この日、4本目のヒットを放ちチャンスメイクの入山君、10枚目=宮本君の犠牲フライで7点目、11枚目=クロスプレーも捕手のタッチを掻い潜って生還した土屋君、12枚目=試合終了です、13枚目=最終スコアは7-4でした。)