3月18日、2年生は中洲記念講堂にて高大連携授業を行いました。 親大学である二松学舎大学の文学部、国際政治経済学部の先生方より高校生向けに、授業をしていただきました。

1時間目は文学部の国際日本・中国学科の和久希先生が「世界に仮説を立てる ー大学で哲学を学ぼうー」と題してお話いただきました。

古代ギリシアのプラトンやアリストテレスは、驚異や感動することによって人々はいろいろなことを知りたいと思うようになったということが「哲学」の始まりであり、アリストテレスは、「なぜ世界は存在しているのか」「どのようにして成り立っているのか」といった根本的な問いを探求しました。このような目に見える物理的な現象を超えた世界を言葉で捉えようとする学問を「形而上学」と呼びます。この「形而上学」という言葉は、中国の古典『周易』繋辞上伝に由来しており、また『老子』では、物理現象を超えたものを「道」という言葉で表現しています。まとめとして先生は「境界線を引く」という言葉を使って哲学とは「命題を明確にすること」であると説明されていました。難しい内容ではありましたが、生徒たちはとても興味を持って聞き入っていました。
2時間目は国際政治経済学部国際政治経済学科の関沢修子先生が「高校生のための法学入門」と題してお話しいただきました。

法学は法律の条文を丸暗記する学問ではなく、事例によって運用を考えていく学問であるということを、携帯電話の使用を禁止する校則を例にお話し頂きました。また、海外で制定されたSNSの年齢制限に関する法律について考えたり、同性婚について世界の現状と日本での判例などをお話し頂きました。 途中の話し合う時間では生徒も活発に意見を出し合っており、より法学という学問を身近に感じることができたようです。
今日の担当は、2年E組担任の浅見でした。