11月7日(木)16時30分から秋季東京都高等学校野球大会決勝戦が神宮球場で行われ、本校野球部は早稲田実業学校との延長12回タイブレークの激戦を制し、2003年以来、21年ぶり3回目の優勝を飾りました。以下、応援団顧問の千葉先生、応援参加生徒からの報告です。
【千葉先生】本校の先発マウンドには、準決勝に続き、河内くん(2年生)が上がります。河内くんは、1・2回とランナーを得点圏に背負うも、0点に抑えます。
すると2回裏、2つの四球と相手バッテリーミスで1死2・3塁とし、8番・河内くんのスクイズバントが内野安打となり、1点を先制!
しかし、直後の3回に3点を失い逆転を許すと、4回からピッチャーは2番手の及川くん(2年生)へ。その及川くんも5回にタイムリーを浴び、1-4とリードを広げられます。
反撃したい打線は、その裏、花澤くん(2年生)の犠牲フライで1点を返すと、6回には、この日、スタメンに復帰したキャプテンの日笠くん(2年生)のタイムリー内野安打で1点差!
7回に1点の追加を許しますが、その裏、及川くんがライトフェンス直撃のタイムリー2塁打で再び1点差に迫ります。
8回には、相手投手の代わり端を捉え、連打と送りバントで1死2・3塁とチャンスを広げ、打席には代打に今井くん(2年生)が送られます。今井くんは追い込まれながらもライトに犠牲フライを打ち上げ、ついに同点に追いつきます。
試合はそのまま9回まで両チーム譲らず、タイブレーク制の延長戦へ。延長に入ると、及川くんが粘りのピッチングで、10・11回の1死2・33のピンチ、12回の無死満塁のピンチを無失点で抑え切ります。
すると、その裏、7番の熊木くん(2年生)がレフト前に綺麗に流し打ち、無死満塁。1死になりますが、途中、守備から入った9番の根本くん(1年生)が一塁前に見事にスクイズを決め(記録は内野安打)、激戦に終止符を打ちました!
リリーフした及川くんは延長戦を含め9イニング127球を投げ切り、7奪三振の力投で流れを相手に渡しませんでした。
また、延長に入ってからは、内野守備が好プレーを連発し、勝ち越しを許さず、及川くんのピッチングを助けました。サヨナラのスクイズを決めた根本くんも、今大会初出場で大きな仕事を成し遂げてくれました。
本当にチーム全員が一丸となっての優勝でした。スタンドには、多くの在校生、保護者の皆さまをはじめ、卒業生や卒業生の保護者の皆さま、法人関係の方々など多くの方々に応援に駆けつけていただきました。
まさしく「チーム二松学舎」で勝ち取った21年ぶりの優勝です。皆さん、ありがとうございました!
チームは更なる進化を目指して、11月20日に開幕する明治神宮野球大会に東京都代表として出場します。初戦は2回戦となり、22日(金)8時30分から聖光学院高校(東北地区代表)と東洋大学附属姫路高校(近畿地区代表)の勝者と対戦します。
これからも、二松学舎大学附属高等学校野球部に熱いご声援を宜しくお願いします。
【菅さん(2年生)】秋季高校野球大会、決勝にて見事な勝利を収めました!全学年生徒で全力で応援させていただきました。
皆で校歌を歌ったり、一喜一憂できたこの時間が楽しかったです。
優勝の瞬間を自分の目で見ることはなかなか出来ないので、素晴らしい経験ができました。野球部の皆さん本当にお疲れ様でした!優勝おめでとうございます!!
【中沢さん(3年生)】まずは野球部の皆さん、優勝おめでとうございます!私たち二松生は三塁側の席に座っていました。
1回は0-0でしたが、2回裏に二松学舎が1点を取り、3回の表で早稲田実業に3点を奪われました。その後、二松学舎は9回までに4点を、早稲田実業も9回までに2点を獲得し、5-5で試合は延長となりました。10回、11回はお互いが点を取れず、12回裏で二松学舎が点を取り、勝利となりました!
二松学舎は早稲田実業に43年前の1981年の決勝戦で8-4で負けてしまったそうですが、今回は二松学舎の勝利となりました。
生徒の皆さんも、寒い中の応援お疲れ様でした。皆さんの声援が、野球部の勝利を後押ししたと思います!野球部の皆さん、これからも頑張って下さい!今日は本当にお疲れ様でした。