
修学旅行2日目の様子をお届けします。
本日午前中はコースごとの平和学習を行いました。
見学地は糸数壕、旧海軍司令部壕、ひめゆり平和祈念資料館、佐喜眞美術館の四ヶ所です。
糸数壕は沖縄戦時、日本軍に使用され、後に南風原陸軍病院の分室となった自然洞窟(ガマ)です。ここには軍医、看護婦、ひめゆり学徒隊16名が配属され、全長270mのガマ内には600人以上の負傷兵が収容されていました。1945年5月25日の南部搬退命令により病院が搬退したあと、激しい攻撃を受け多くの犠牲者を出しました。8月22日の米軍の投降勧告に従って、生き残った住民と負傷兵はガマを出ましたが、生き残った負傷兵はわずか10数名だったそうです。
私たちは懐中電灯を持ち軍手とヘルメットを着用して、ガイドさんの案内で約40分間ガマの中を見学させていただきました。自分が当事者だったらと想像しながら、ガマでの過酷な日々に思いを馳せました。
旧海軍総司令部壕は日本で唯一地上戦が行われた沖縄に構築された壕で、激しい戦闘の末に日本海軍が組織的戦闘の終焉を迎えた場所であり、ほぼ当時のまま残されています。
手榴弾で自決した弾痕跡、司令長官が壁に書き残した文字など、81年前の出来事とは思えない生々しさで胸に迫ってくるものがありました。
ひめゆり平和祈念資料館は証言映像や当時の写真、壕の実物大模型などを通して、ひめゆり学徒隊が体験した沖縄戦の実相と平和の尊さを伝えてくれる施設です。犠牲になられた方々の顔写真にその人の性質や亡くなられた場所や状況が刻まれており、若い人たちが無惨に未来を奪われたことに、大きな悲しみと憤りを感じました。
佐喜眞美術館は沖縄戦を体験した方々の証言をもとに、丸木位里・丸木俊さんが描かれた「沖縄戦の図」を中心に「生と死」「苦悩と救済」「人間と戦争」をテーマにした作品が展示されています。心を落ち着けて「静かにものを想う」場として館長の佐喜眞道夫さんがつくられた美術館です。ただただアートの持つ力に圧倒され、平和への祈りを捧げました。
午後はジンベイザメで有名な美ら海水族館を見学し、沖縄の神秘的な海の生き物たちに出会い、沖縄の海を丸ごと体感することができました。美しい海の世界に魅了され、皆歓声をあげていました。また40名の希望者が水族館の裏側でどんな仕事がなされているのかを見せていただくバックヤードツアーに参加し、大水槽を上から観たり、孵化しつつあるサメの卵の様子を観察するなどとても貴重な体験をすることができました。




3日目は台風の影響で大幅な変更がありました。次回はその模様をお伝えいたします。
今日の担当は、2年C組担任の横関でした。