5月28日(水)全日本合気道演武大会

5月24日(土)に期末考査が終わりました。その日の午後、第62回全日本合気道演武大会が日本武道館で開催されました。この大会は合気道の大会の中で最も大きな大会であり、日本全国の道場で稽古をしている人やその指導者の方々、海外道場で稽古を重ねている方々などが日頃の稽古の成果を披露する大会です。

今年度は約8000人もの出場者が演武を披露しました。合気道は試合がなく、勝敗のない武道であるため、日頃の稽古で積み重ねてきた力を演武大会で披露します。老若男女、幅広い年齢の方々がそれぞれの日頃の努力を披露する姿は、とても良い刺激となりました。

本校は高校連盟として3年生6名が立派な演武を披露しました。3年生は全員が高校から合気道を始めましたが、この3年間、稽古に真摯に向き合い、この春全員が初段に昇段しました。全員が袴姿で、日本武道館の畳で演武をする姿に、3年間で積み重ねてきたものの大きさと、6名の気持ちのつながりを強く感じました。

また、大会には学生コーチとして日頃指導してくれている三宅さん、この春までの学生コーチの木内くんと小野くん、そして、この春に卒業した須田くんも駆けつけてくれました。合気道を通しつながった輪は、こうして合気道を通して繋がり続けるものなのだと感じ、とても嬉しい気持ちになりました。この先も、二松学舎大学附属高校の合気道部の輪が大きく繋がり続けることを楽しみに思いながら、この先の稽古に励んでいきたいと思います。

次の演武大会は、8月6日(水)に東京武道館で開催予定の全国高等学校合気道演武大会です。さらに成長した演武を披露できるよう、努力を重ねていきたいと思います。今日の担当は、顧問の服部でした。