3月21日(祝)、男子バレー部が都立世田谷高校で開催されたスプリングカップに出場しました。以下、顧問の楯岡先生からの報告です。
【男子バレー部】
新年度の大会に向けて練習、練習試合が本格化してきている中、スプリングカップが行われました。3学期の練習、練習試合の中でテーマに掲げていることが「歯車をしっかり噛み合わせる」ことです。
バレーボールの「自陣で3回触る」という特性上、認知→判断→伝達→移動→プレー(ボールタッチ)の流れがチーム全体で同調していなければ、ラリーに綻びが生まれミスを誘発し、失点に繋がってしまいます。しかし、最近の練習試合を通して、ようやく同調意識が芽生えてきました。
スプリングカップでは、前日の練習でレフトのスタメンの選手(新2年生)が怪我をしたため、予選リーグでは急遽、スターティングラインナップを変更して臨みました。そんな中でもチームの士気を高めるような気持ちの入ったプレーも生まれ、歯車が回り始めました。予選リーグは対戸山高校(0ー2)、対世田谷総合高校(1−1)で、得失点差によりリーグ2位。その結果、順位決定戦に進出しました。
順位決定戦では、1セットマッチで都立府中西高校と対戦しました。府中西は予選リーグではどのチームとも接戦を戦い、粘り強く勝ってきたチームで、アタッカーが4枚揃い、鋭く撃ち抜いてくるチームです。セット中盤に放されかけたのですが、連続ポイントで追いつき、終盤まで1、2点差でシーソーゲーム。しかし、最終的にジャッジミス、サーブミス、サーブレシーブミスで相手を追い込むことができず、23−25で敗戦となりました。
この結果、総合4位となりました。春休みの練習、練習試合では、接戦でもしっかり歯車を噛み合わせ、気持ちで負けない、冷静さを失わない戦い方ができるように鍛錬していきたいと思います。