修学旅行最終日の報告です。朝のホテルでは、名残惜しさを感じながらも、生徒たちは元気に出発の準備を進めていました。



この日は、各班ごとに計画を立てて行動する班別タクシー研修です。ホテルを出発した後、それぞれが事前に決めたルートに沿って、目的地を巡りながら那覇空港を目指しました。

道の駅かでなと世界遺産を一ヶ所ルートに入れることが決まりとなっており、世界遺産は首里城を巡った班が多くありました。

道の駅かでなでは、嘉手納基地を見渡せる展望台から広大な敷地を眺めました。近くに民家が位置していることも分かり、騒音などの問題についても実感できたのではないでしょうか。

首里城では、復興が進む赤瓦の城郭や壮麗な石垣を前に、琉球王国の歴史や文化を学びながら、ゆったりとした時間を過ごしていました。

ほとんどの班が最後の訪問先となった国際通りでは、お土産を選んだり、昼食をどこで食べようかと相談する班も見られたり、デザートとしてブルーシールアイスを味わったりと、最後のひとときを笑顔で楽しむ様子が印象的でした。

タクシーの運転手さんからは、地元ならではのお話やおすすめスポットを教えていただく場面もあり、班ごとに特色ある研修となりました。

4日間を通して、生徒たちは平和について考え、沖縄の自然や文化にふれ、人の温かさに出会うことができました。

学びと感動に満ちたこの修学旅行で得た経験は、きっとこれからの学校生活や将来の糧となることでしょう。 温かく迎えてくださった沖縄の皆さまに心より感謝申し上げます。今日の担当は、引率のE組担任の浅見でした。