今日の4時間目のLHRの時間は、創立145周年記念事業の1つである「『論語と算盤』を活用した一斉授業」を実施しました。担当は、日頃、論語の授業を担当している戸井田晃尚先生です。戸井田先生は二松学舎大学で中国哲学を学ばれた方で、本校で長く論語を担当されています。
本来であれば、各学年単位での一斉授業なのですが、新型コロナウイルスの感染対策として、校内の放送設備を利用した授業となりました。Metamojiというアプリでプリントを配布し、それを活用しながら、授業が展開されました。
内容は、二松学舎の建学の精神の解説と論語の章句を結びつけた話からはじまり、二松学舎創立者の三島中洲と渋沢栄一が「義理合一論」を通して結びついていた話に及びます。
私も本校の卒業生なので、約30年前、今の生徒と同じく論語を学びましたが、この年齢になって一層、論語は現代の私たちに大きな示唆を与えてくると感じるようになりました。ちなみに私が常に意識している言葉は、「巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)」です。
また、附属高校が関係するもう1つの周年事業として、同窓会(松友会)が主催した「クリアファイルコンテスト」があります。今日は、幹事長の末木先生から最優秀の2つの作品が紹介されました。後日、表彰式を執り行う予定です。
今日の担当も、入試広報部の車田でした。