7月6日(土)に開幕した「全国高等学校野球選手権記念大会・東東京大会」。本校は11日(木)、明治神宮球場にて、初戦(2回戦)を迎えました。
対戦相手は都立雪谷高校。
2003年の第85回大会・東東京大会決勝戦で対戦し、甲子園初出場の夢を絶たれた相手です。以下、応援団顧問の千葉先生からの報告です。
【野球部】
本校の先発投手は、河内くん(2年)。初回を三者凡退で抑えると、その裏、相手のエラーから1死3塁のチャンスを作り、内野ゴロの間に1点を先制します。
しかし、3回、エラーからピンチを迎えると相手中軸打者に4本のヒットを集中され、逆転を許します。4回のピンチから、関根くん(3年生)が2番手としてリリーフ。好投しますが、6回に1死3塁のピンチを招きます。
ここでマウンドには、及川くん(2年生)が上がります。スクイズで1点を失いますが、後続を断ち、流れを止めます。
すると、直後の攻撃は、1死から4番・片井くん(3年生)がレフトへヒットを放ち突破口を開くと、四球と途中出場の小枝くん(3年生)のバント安打で満塁とチャンスを拡大します。続く五十嵐くん(3年生)の犠牲フライ、永尾くん(2年生)の3塁打で同点に追いつきます。
その後、両チームともランナーを出しますが、決定打が出ず、ついに試合は4-4の同点のまま、タイブレークによる延長戦に。
10回は両軍無得点に終わり、迎えた11回表、及川くんがノーアウト満塁の大ピンチをしのぎます。その裏、1死2・3塁から、表のピンチを切り抜けた及川くんがライトオーバーのサヨナラタイムリーを放ち、試合を決めました。
このチームの部員たちは、昨夏の選手権予選から秋季大会、春季大会と3大会連続でタイブレークの末、延長戦で涙を飲んで来ました。
今大会初戦、タイブレークに勝利したことで、これまでの悔しさを晴らし、更に勝利への思いを強くした選手たちは、一戦一戦大切に戦い、夢の実現に向けて頑張ってくれると思います。
これからも、本校野球部に熱いご声援を宜しくお願いいたします。
3回戦は、15日(祝)11時より、明治神宮野球場にて、シード校の岩倉高校と対戦します!