7月13日(水)「校長だより」第15号

【いよいよ開幕 目指せ2連覇!】

 7月9日(土)、第104回全国高等学校野球選手権大会の開会式が神宮球場で行われました。東東京大会には141校127チームが出場。前年度優勝の本校は、プラカードを持つマネージャーの小林さんと主将の小林君を先頭に入場し、優勝旗返還を行いました。この夏も再び優勝旗をいただけるよう奮闘することを期待しています。本校は16日が試合の初日ですが、やはり初戦は緊張するもの、平常心で自分たちの野球を心掛けてくれるよう応援したいと思います。  

 写真は、開会式に参加された戸張先生から「いい顔しています」とメッセージとともに送られてきました。

【伝統 二松学舎大学創立145周年】

 二松学舎大学は本年10月10日、創立145周年を迎えます。現在、様々な記念事業の準備が進められています。本校向かいの大学1号館では、建物の柱がラッピングされ、「国語力で世界とつながる」のメッセージを発信しています。

 本校でも、「論語」の一斉授業や記念のクリアファイルを作成します。夏にデザインを募集しますので、皆さんのアイデアをお願いします。

【靖国神社「みたままつり」開催】

 7月13日(水)から16日(土)まで、靖国神社で「第75回みたままつり」が開催されます。戦没者の英霊を慰める行事で、昭和22年から毎年旧暦のお盆に行われ、東京の夏の風物詩として親しまれている祭礼です。

 昼間にふらりと境内を見て回りましたが、大小3万を超える提灯がずらりと掲げられた景観は圧巻でした。夜に明かりが灯されると黄金の光となり、九段の夜空を美しく彩ってくれるようです。一層華やかで幻想的なになるのでしょうね。コロナの影響で少し制限があるようですが、吹奏楽のパレード、和太鼓演奏や各種芸能などの奉納行事が繰り広げられるようです。足を運んでみてはいかがですか。

【「夢をみましょう どんな時も」】

 2年生と一緒に沖縄修学旅行の事前学習として、ミュージカル「ひめゆり」を観劇しました。今年は沖縄の本土復帰50周年という節目の年でもあり、沖縄への修学旅行も感慨深いものがあります。ミュージカルは沖縄戦をテーマにしたものですが、劇中の「夢をみましょう どんな時も」という言葉は、印象に残りました。どのような困難があってもそれを乗り越えようとする強い意志と夢をもつことが大切だと思います。皆さんにはどのような言葉が響きましたか?

 終戦から77年、世界に目を向けると未だ戦争がなくなりません。人はなんの為に争うのか? 誰のために争うのか? 正義は? など考えさせられます。