8月1日(月)「校長だより」第17号

【感謝】
野球部が第104回全国高等学校野球選手権大会東東京大会において、優勝を飾ることができました。生徒・保護者の皆様はじめ、卒業生、野球部関係者の皆様にはご支援ご声援をいただき、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。また、大会の運営にご尽力いただき、選手達がプレーできる機会を確保してくださった関係者の皆様にも改めて御礼を申し上げます。

決勝戦では日体大荏原高校を破り、参加141校の頂点に立ち、甲子園への出場を決めましたが、夏の大会は昨年度に引き続き連覇、春のセンバツを含めると3季連続となります。今年のチームは投打のバランスのとれたチームで打線は、どの打順からも得点がとれ、投手陣も継投により、相手打線を抑えて好投を見せてくれました。

甲子園では東東京の代表として二松学舎の名を轟かせてくれる活躍を期待し、応援していきたいと思います。

【嬉しい悲鳴】
決勝戦を見届け神宮球場を後にして学校に戻ると早速、「おめでとう甲子園出場」の懸垂幕が届けられ、さっそく校舎に掲げられました。また、保護者からいただいた横断幕も1階ホールに掲示しました。新聞社からは号外が届けられるなど勝利の余韻に浸る時間も束の間。その後、先生方と甲子園への応援体制について、確認を行いました。依然として新型コロナウイルスが急拡大している状況ですが、感染対策等を徹底して、選手の応援につなげていきたいと思います。引き続きご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。

【有言実行】
「校長先生を甲子園に連れて行きます」。
4月の春季東京都大会で初めて主将の小林君と話をした際、彼が私に言った言葉です。春のセンバツに出場したばかりで、経験と自負のある二松学舎野球部主将としては、夏も甲子園出場は当然目指すべきことだったのかもしれませんが、なんて“ビックマウス”なんだろうとその時は感じました。強豪ひしめく東東京でそう簡単に結果が残せるとは…。でもやってのけたのだから凄い!!

今大会は、故障もあり十分な力を発揮できない悔しさも感じていたでしょうが、ベンチ前で緑のメガホンを片手に指示を送ったり、ピンチの際には伝令に走ったりする姿は主将としての役割を十分果たしてくれたと思います。「監督からの『自分たちのやることをやれば絶対勝てる、大丈夫』の一言で落ち着いた」と話し、市原監督からも「小林のチーム」と言わしめるなど表彰後には、しっかりと握手する二人の姿がありました。甲子園では更にチームをまとめ、結果を出してくれることを期待したいと思います。

次の写真は、優勝した日の夜の「千鳥ヶ淵灯ろう流し」です。