11月17日(日)、男子バレーボール部は新人大会3日目に挑みました。3日目はベスト32以上のチームが集まっての順位決定戦なので、東京都高校バレーの大会で常に上位にくるチームとの対決となります。
試合会場である中央大学附属高校に到着すると、試合会場に入る前から、今までとは全く違う雰囲気。どのチームも部員数、応援の人数が多く、中には太鼓やメガホン、横断幕を何枚も持ち込んで、試合開始前から選手も応援も気持ちが高まっていました。少人数の二松学舎は完全に雰囲気に飲み込まれ、より一層小さくなってまとまっているようでした。
対戦相手は春高常連の東洋高校。日本代表選手を何人も輩出している強豪校です。第一支部球技大会で毎年試合を見たり対戦したりするのですが、そこに出ているチームのレベルとは全く別次元のレギュラーチームでした。
そういうチームが相手であっても、ただ闇雲に試合をやっても何も手出し出来ずに終わってしまいます。目標は、ローテーションを1セットで2回まわすこと、強い相手に1本でもいいから通用するプレーを出すこと、を掲げ、試合に臨みました。
1、2セットとも10点程度しか取ることしかできませんでしたが、ローテーションを重ねるにつれて、東洋の展開に対応できる場面が増えてきて、個々の選手に良いプレーが出てきました。レフトアタッカーを止める1年生の平田、高いブロックの指先狙いのワンタッチエースを取った1年生の石本、2枚ブロックの間から打ち抜いた2年生の鶴巻と1年生の澤村。このようなプレーが出来たのは、その他のプレーヤーやセッターがボールをコントロールしてくれた成果だと思います。
東洋との対戦を振り返ってみて、次の大会(12月15・22日の私学大会、1月19日の新人戦決勝大会)に向けての修正、調整すべき課題が見つかりました。限られた時間ではありますが、少しでもレベルアップできるように練習、練習試合に取り組んでいきたいと思います。
なお、1月19日の決勝大会は、来春以降の大会を占う試合になります。決勝大会の上位に入ったチームが来春の関東大会に出場する可能性が高いです。決勝大会でまず1勝できるように、また、今後の大会で上位にとどまれるように練習・練習試合を組んでいこうと思います。
少人数の選手たちだけでは心もとないので、決勝大会では、是非、試合会場に駆けつけていただき、他校の負けないくらいの応援をお願いします。今日の担当は、男子バレー部顧問の楯岡でした。