北の丸公園の次は、左手に千鳥ヶ淵が見えます。2020年東京オリンピックに合わせて、この周辺が公園として整備されました。今日は、ここにある3つの建造物を紹介します。
1つ目が、高燈籠(常燈明台)です。これは1871年、現在地とは反対側に建てられました。その当時、品川沖からの目印になっていました。1930年に現在地に移設され、現在に至ります。歩道橋がすぐ側にあるので、そこから眺められてはいかがでしょうか。
2つ目が、直立の品川弥二郎像です。長州藩出身の品川は、第1次松方正義内閣(1891〜1892)の内務大臣に就任し、1892年第2回総選挙での選挙干渉を引き起こします。
3つ目が、馬に乗る大山巌像です。薩摩藩出身の大山は、あの西郷隆盛の従兄弟に当たります。第1次伊藤博文内閣(1885〜1888)で初代陸軍大臣を務め、のちに元老となります。
九段下駅から通学する場合、この3つの建造物を左手に見ながら、毎日、登校することになります。5月21日(土)から、学校・授業見学会がはじまります。ぜひ、明治の歴史を肌で感じながら、本校にお越しください。
今日の担当も、入試広報部の車田でした。
【写真は順に高燈籠・品川像・大山像】