5月24日(火)「校長だより」第5号

『未来の二松生』への説明会

来年度、本校への入学を希望する中学生とその保護者向けの説明会等が始まりました。

5月21日(土)は、本校を会場に第1回目の学校見学会を開催しました。ホームページで募集受付をすると、あっという間に定員を超え、当日は50名近くの中学生・保護者が参加されました。見学会では、学校概要の説明に加え、生徒代表(生徒会役員の皆さん)から、学校の雰囲気や授業・部活動の様子などを語ってもらいました。生の声はとても好評でした。3名の生徒会の皆さん、ありがとう。また、昨年度まではコロナの影響もあり、午後に開催していましたが、今年は午前中に設定し、見学会の後、3時間目の授業を参観していただきました。説明だけでは伝わらない生の学校の様子を観ていただくことで、より本校の校風等を感じていただけたと思います。

22日(日)は、有明(江東区)で開催された合同学校説明会に本校も参加し、特色をアピールしてきました。交通の便が良いこともアピールポイントの一つで、今後開かれる九段校舎での学校説明会に参加いただくよう話をしました。これからも、より多くの中学生に本校の良さを紹介し、来春の入試で本校を受験していただけるよう努めていきます。在校生の皆さんも出身校の後輩や地元の方々へのアピールをお願いします。

地元 九段二丁目町会とのつながり  

本校所在地の住所を知っていますか? 千代田区九段南二丁目です。5/21(土)に地元の九段二丁目町会の総会があり、学校を代表して出席しました。

九段は古くからの伝統のある“まち”で、町会の旗があるのにはびっくりしました。日頃から地元の皆さんは本校を応援をしてくださり、野球部の夏春連続甲子園出場にもご支援をいただきました。ありがとうございます。日頃あまり意識しないかもしれませんが、コロナ禍以前は地元の築土(つくど)神社の祭礼に本校の生徒も参加し、神輿を担がせていただいたそうです。復活を期待しましよう。

≪九段の地名由来(千代田区「町名由来板:九段二丁目」より)≫ 

現在の九(く)段上(だんうえ)界隈(かいわい)は、江戸時代の早い時期から武士の屋敷として整備された町です。この界隈が九段と呼ばれるようになったのは、江戸時代も中ごろのことでした。幕府は四谷(よつや)御門(ごもん)の台地から神田方面に下る坂にそって石垣の段を築き、その上に江戸城で勤務する役人のための御用(ごよう)屋敷(やしき)を造りました。当時の石垣が九層にも達したことから、九段という通称が生まれ、のちに町名にもなったのです。