4月27日(木)二松学舎「学び」のコース①

4月26日(水)の放課後から、今年度の「学び」のコースがはじまりました。この授業は、二松学舎大学との高大連携の一環で、毎年、希望する2年生が受講しています。

年8回、二松学舎大学の教員が「学問のあり方」を自身の専門分野に即して話してくださる授業です。学問を通したキャリア形成プログラムで、これを通して、生徒が志望大学の学部学科を具体的にイメージできるようになることが狙いです。

第1回目は、文学部国文学科教授の五月女肇志先生による「『百人一首』恋歌の研究-秘められた恋の相手は誰か-」という講義です。生涯独身の式子内親王が『新古今和歌集』の中で詠んだ歌を取り上げ、彼女が人知れず思っている相手は誰なのか、という謎を解く内容でした。

受講したある生徒の感想を紹介します。「さまざまな説があり、どれが正しいかとは一概にいえないこと。しかし、その学説の矛盾点や考慮される点を考えれば、正しいものに近づけられる(中略)思っていた以上にわかりやすく、楽しく受けることができた」

大学の附属高校は数多くありますが、本校の目の前に位置しているため、普段の学校生活の中で、このような高大連携の取り組みが可能になっています。今日の担当も、入試広報部の車田でした。