8月21日(月)②台湾語学研修-その5-

5日目です。引き続き、引率の千葉先生からの報告です。

【5日目】

教室では、「おはようございます」や「ありがとうございます」の言葉が消え、「早安(ザオアン)」や「謝謝(シエシエ)」に変わってきており、生徒たちの順応性の高さ、意欲が感じられ、一段階ステップアップした印象があります。

午後のプログラムは「中国文化大学の大学生と歩く市内班別研修」です。この研修にあたり、参加生徒に対して事前に「どこに行ってみたいか?」、「どんな事をしてみたいか?」、「何を食べたいか?」などのアンケートを取り、希望が共通する生徒をグループ分けしました。

もちろん班編成は、本校生徒、附属柏高校の生徒の混合で行われるため、学校の違い,学年の違いを越えて、全員が協力し合う事が研修成功の鍵となります。

語学研修開始から、何度も班員同士の話し合いが行われ、研修のコースを決定し、準備して来ました。

各コースには、それぞれ、中国文化大学の大学生の方にアドバイザー兼ガイド役として加わっていただきました。

事前に引率側の立場からの取り決めとして「全行程を必ず班員全員で行動する事」、「必ず、行った場所や食事の時などにメンバー全員と大学生の方の入った写真を撮る事」、「ホテルの帰着までに班員全員がお互いの名前を覚える事」など提示しましたが、それ以外は全てフリーで、班員同士がコミュニケーションを取りながら、楽しく台湾の市内を回るという目的のもと行われました。

本校から参加の6名の生徒は、2名づつ3つの班に所属して、柏高校の生徒たちと研修に臨みました。

中正紀年堂や龍山寺などの文化的施設を訪ねたり、近年、日本で人気が高まっている「台湾シャンプー」を体験したり、永康街や西門町など台湾の若者に人気の街を散策したり、占い横丁の占いスポットで気になる恋愛や学業について占ってもらったり、大好きなマンゴーかき氷などのスイーツを食べたり…研修途中から雨が降り出すという生憎のコンディションになってしまいましたが、各班とも、20時のホテル帰着時間ギリギリまで、台北を満喫していました。

スタート時には、少しぎこちない感じだった班員たちの関係も、帰着する時には、全員が笑顔で、コミュニケーションの深まりが感じられました。

見ている我々には、とても微笑ましい光景でした。皆さん、お疲れ様でした。