12月16日(土)高大連携授業-1年生-

12月16日(土)~19日(火)の期間、1年生は目の前の大学校舎で高大連携授業、2年生は九段フィールドワークなどを中心とする特別授業期間です。今日は麻生先生から、1年生の様子をお届けします。

【第1学年】

1時間目は文学部都市文化デザイン学科の特別招聘教授・堀野正人先生による「進化するメディアと観光の関係」、2時間目は国際政治経済学部教授の手賀祐輔先生による「戦争はなぜ起きるのか?」という授業でした。

1時間目はメディアによる観光情報への影響について、古くは歌川広重の浮世絵から近年では映画『君の名は』に至るまでの幅広い例を伴った講義が展開されました。生徒たちも身近なテーマであるだけに、興味深く参加していました。

2時間目はロシアとウクライナの戦争を例として、国際政治学の分析枠組が紹介されました。事象を個人レベル、国家レベル、国際システムで捉えた上で、研究者個々人のオリジナリティを加味するのが大学の研究であるという言葉に感銘を受けた生徒もいました。

生徒の感想を見ると、大いに知的な刺激を受けたようです。今回の授業が進路を考える上での参考になれば幸いです。