【九段二丁目 餅フェス】
師走に入り、2022年も残すところあとひと月となりました。気温も低くなり、今日は真冬並みの寒さです。 2学期の期末試験が先週から始まりました。日頃の学習の成果をしっかりと発揮し、成果を確認してほしいと思います。
さて、12月に入って最初の日曜の4日、本校地元九段において、九段二丁目町会が主催する『餅 フェス 2022 IN KUDAN』が開催されました。前回、紹介した学校評価委員会にも参加いただいた九段町会の小野里町会長からご案内があり、お昼前から参加してきました。
コロナウイルスが猛威を振るうようになって3回目の冬を迎えますが、このイベントは感染対策を行い、継続して実施されてきたようです。9月には、築土神社の祭礼として、久しぶりに神輿が繰り出し、山車巡行が実施されるなど徐々に正常化に向けて取組を進めているとのこと。神輿渡御は、コロナ以前は本校野球部が担ぎ手となって大盛り上がりだったようで、早くかつての賑わいを取り戻したいと町会長が話されていました。 餅フェスには千代田区長、麹町消防署などの担当者も参加され、今後も二松学舎高校と連携して、様々な取組を進めていきましょうとお約束をしてきました。
【エスカレーター、あなたはどうしていますか?】
学校の帰り道、九段下駅に向かうと地下鉄方面から多くの人が坂を上ってきます。夕刻から武道館でイベントがあるようで、九段下駅の出入り口はごったがえしていました。階段は上る人と下る人がそれぞれ一列ずつでしたが、上りしかないエスカレーターは片側一列、その為、エスカレーターの中間地点や一番下の乗り場は、片側に並ぶ人で長い列になっていました。
もうずいぶん前からエレベーターは一列なのか? それとも二列なのかが指摘されてきたと思います。東京は右空け、大阪は左空け、ではその境目の地域は?など、話題はつきません。片方を空けるのは、歩く人の為に空けておくのだとか。
先日、博多(だったかな)で、二列での利用をすすめる人たちの報告によると、二列で利用することには“怖さ”もあると紹介していました。実際トラブルも発生しています。2022年1月、JR秋葉原駅の下りエスカレーターで80代の男性は、エスカレーターの真ん中に立ち止まって下りていたところ、その後ろから、エスカレーターを下りてきた男が、追い抜きざまに「邪魔だよ」と発言。これに対し、被害男性は「エスカレーターは歩くものではない」と注意したところ、腹を立てた男は、エスカレーターを下りるなり、男性を蹴ったり、投げ飛ばしたりするなどの暴行を加え、現場から逃げ去ったという(今月2日、警視庁は、目撃者が撮影した動画や、防犯カメラの映像を解析するなどして男を特定)。暴力はもってのほかですね。
鉄道各社は、エスカレーターでの事故が相次いでいることなどを受け、ステップの上では立ち止まることを呼びかけています。九段下駅のポスターには「立ち止まって」、「右側の手すりを必要としている方にご配慮」などと示されています。
埼玉県では、エスカレーターの利用者に、立ち止まって乗ることを求める条例が施行されたといいます。条例に罰則規定はなく、一番の目的は、利用者の安全意識を高めることとのこと。
私も左側の列に並ぶようにしていますが、立ち止まる人の横をつい歩いてしまうことも・・・ あなたは? 一度立ち止まって考えてみることにしましょう。