4月25日(火)孔子祭

GWが明けると、いよいよ新型コロナも2類から5類に移行します。このような時期だからこそ、多くの行事がコロナ以前に戻りつつあります。以下、担当の千葉先生から、孔子祭についての報告です。

【孔子祭】

文京区の湯島聖堂では、例年4月の第4日曜日に孔子祭が開催されます。古くは中国での釋奠を起源とするものですが、現在の湯島聖堂では、お酒、生鯉、野菜などをお供えして孔子の学問を顕彰する行事となっています。

この孔子祭も新型コロナウィルスの影響を受け、2020・2021年は中止となり、昨年、3年ぶりに開催され、本年は4月23日に行われました。新型コロナウィルスによる中止以前は、本校の有志生徒が式典中に「孔子頌徳の歌」を歌唱させていただいていました。

コロナ禍では、音楽の授業等において歌の練習が制限されてきたため、今回は昨年に引き続き、以前、収録した音源を流していただきましたが、学校生活も徐々に通常に戻り、歌唱も可能になってきています。

常日頃から、孔子の教えである「論語」を学んでいる本校生徒ならでは想いを込めて、次回は、ぜひ会場で歌唱し、皆様にお届けする準備を進めて行きたいと思います。なお、最初の4枚の写真が今年度の孔子祭の様子、次は過去に本校生徒が参加した時のものです。

3月3日(金)普通救命講習

桃の節句の3月3日、1年生は学年考査で、2年生は考査前日の午前中授業で、お昼には下校しました。

そんな午後、地下体育室で、教員が東京防災救急協会の普通救命講習を受講しました。例年、夏前に、生徒も含めて実施するのですが、新型コロナ禍のため、3年ぶりとなりました。大きく分けて、次の三つの指導を受けました。

第一は、胸骨圧迫です。校長先生が意識確認の練習をしています。

第二は、人工呼吸です。兼子先生は気道確保を練習しています。

第三は、AEDです。西條先生がAEDの使い方を練習しています。

もちろん私も。

学校内外を問わず、いつ何時、このような場面に遭遇するか分からないからこそ、救命講習は大きな意義があるのだと思います。今日の担当も、入試広報部の車田でした。

12月6日(火)本校教諭の研究テーマが武田化学振興財団の研究助成に採択されました

期末考査も残すところ、あと2日。生徒たちは懸命に勉強に励んでいると思います。生徒同様、私たち教員も教材研究に努め、よりよい授業を目指していますが、この度、本校教諭の外ノ岡先生(理科)が、研究助成に採択されました。以下、その報告です。

【武田化学振興財団】
理科の外ノ岡です。 理科教材研究の助成金に採択されましたので、報告いたします。武田薬品でおなじみの武田科学振興財団より、2022年度「高等学校理科教育振興助成」に採択されました。少し前になりますが、11月14日(月)、シェラトン都ホテル東京で行われた贈呈式に出席しました。

研究テーマは「都市鉱山からの金(GOLD)資源を採掘する体験教育の構築」です。今後も理科の授業はもちろん、顧問を務める理数科研究部での活動を通して、このテーマに関する教材開発を進め、得られた成果を生徒に還元していきたいと思います。

8月31日(水)夏の終わり

いよいよ、この日が来てしまいました。そうです、夏休み最終日です。約40日間、私たち教職員はもちろん、このブログを見て頂いている在校生や卒業生、更には保護者の皆様を始め、受験生に至るまで、多くの思い出が形作られたと思います。

当初の私はブログの「記事枯れ」を恐れていたのですが、様々な場での在校生の活躍のお陰で、何とか乗り切ることが出来ました。この場を借りて、御礼申し上げます。

さて、以下は、夏休み期間の印象的な写真をご紹介します。これを振り返りながら、明日からの2学期に備え、眠りに就きたいと思います。明日からの9月、一緒に頑張っていきましょう!今日の担当も、入試広報部の車田でした。

【第3位:部活動体験】

ようやく中学生を迎えて、部活動体験が実施できました。2年振りです。写真はダンス部のものです。

【第2位:勉強合宿】

新型コロナ禍ですが、こちらも2年振りに実施できました。最終日の写真です。教員も生徒もホッとしています。

【第1位:東東京大会優勝直後の野球部キャプテン】

授業で、約2ヶ月振りに再会できるのが楽しみです。

8月15日(月)その1ー77年目の夏ー

日本史、特に近現代史を専門とする私にとって、毎年8月15日は、特別な感情を覚えさる日です。14日(土)、本校野球部が勝利に沸いたあの日、学校からの帰途、日本武道館に立ち寄ってみました。毎年8月15日に戦没者追悼式が開催される場所です。その前日ということもあり、準備が進めれれている最中でした。

次に本校最寄の九段下駅の真上にある、昭和館を覗いてきました。昭和の暮らしと生活を扱う博物館です。やはり15日の直前ということ、日曜日ということ、そしてお盆ということじょあり、多くの退場者がいる印象を受けました。

そして最後に、同じ九段下駅にある、しょうけい館を訪れました。傷痍軍人を通して戦争に触れる博物館です。優れた工夫により、リアリティーを感じさせる展示が特徴です。

2023年に平和な78年目の夏を迎えるためにも、あの戦争を風化させない2つの博物館に、本校の見学会や説明会の帰途、立ち寄ってみませんか。今日の担当も、入試広報部の車田でした。