12月30日(土)良いお年をお迎えください

今年最後のブログの更新です。2023年も「学舎の窓」をご愛読いただき、ありがとうございました。しばらく冬休みをいただき、新年は9日(火)の始業式から再開いたします。2024年も「心を育て 学力を伸ばす」二松学舎大学附属高等学校をよろしくお願い申し上げます。

最後の記事は、今年で任期を終える現3年生の3名の生徒会役員からの投稿です。3名とも、2期連続で大役を務めてくれました。私も附属高校の生徒時代、生徒会役員を務めていたので、後輩の気持ちが分かります。岡田さん、橋本さん、藤村くん、ありがとう。そして、お疲れさまでした!今日の担当も、入試広報部の車田でした。

【3年生:生徒会】

みなさん、こんにちは!生徒会会計の藤村です 3年生の生徒会は任期終了のため、終業式後に生徒会室の大掃除をしました。「2年間ありがとう!」という気持ちを込めて丁寧に作業しました。心機一転で、机の配置も大幅に変えてみました。

「正直、生徒会室は学校で1番落ち着ける場所だったから、これから入室しないのは、本当に寂しい」と会長の岡田さんがが言っていました。全く同感です。

持ち主が分からずに今まで可愛がっていた服なしプーさんと真顔トトロに永遠の別れを告げて、生徒会室を退室しました。来年の新生徒会もよろしくお願いします!!

12月29日(金)土がすべて教えてくれる-美術部-

美術部は冬休みの活動として、学校の近所にある食器の専門店「暮らしのうつわ 花田」を訪問し、生活を彩る食器の数々を鑑賞しながら、器の歴史、文化についてのお話を伺いました。以下、顧問の横関先生からの報告です。

【美術部活動報告】

食器の専門店が存在するのは日本だけで、諸外国はインテリアショップの一部として食器が売られているそうです。

また、お箸を使うアジアの国々の中で、自分用のお箸があるのも日本だけだそうです。

それだけ日本の食文化と器文化は豊かで奥深い歴史があるということがわかりました。

その後、陶芸家の方から、なぜ陶芸家になったのか、どんな仕事をしているのかなどをお話ししていただきました。

陶芸に挑戦している部員もいるため、具体的な製作過程での作法についての質問が出て、丁寧に教えていただきました。

その中でも、「土がすべて教えてくれる」という言葉が心に残りました。

一つ一つ手作りの食器には、ぬくもりがあります。お気に入りの器で料理を楽しむことは、ささやかだけれど、とても贅沢で豊かなことだと感じました。

モチベーションが高まった部員は、学校に戻ると、早速、土いじりを始めました。

12月28日(木)経済学と倫理学の架け橋

このタイトルは、終業式前日の19日(火)に実施された“二松学舎「学び」のコース”の授業から取りました。今回は、行動厚生経済学が専門の岩田先生(国際政治経済学部教授)にご担当いただきました。

岩田先生の講義は、「人々の道徳的判断はどのようなメカニズムに従っているのか」「人々の道徳的判断は“二重結果の原則”(良い結果または悪い結果になる行為の選択基準)に従っているのか」「人々の道徳的判断は“モジュール近視仮説”(矢印で互いに結ばれた情報処理の仕組み)に従っているのか」という3つの問いから構成されています。

また、事前に生徒たちにQRコードを読み込ませ、講義中にアンケートに答えたり、意見を書き込めるよう、工夫が凝らされていました。双方向性スタイルの講義と言えます。

生徒の感想を紹介します。

「倫理学として物事を考えたときに考えすぎてしまってなかなか答えが出なかったけれど、それくらい難しくて簡単には答えを導くことが出来ない学問なんだろうなと思いました。」

17歳で触れた学問というあり方が、生徒たちの大学選択に繋がれば幸いです。今日の担当も、入試広報部の車田でした。

12月27日(水)入試個別相談会

26日(火)、最後の入試個別相談会を開催しました。

主に中学校経由の入試相談ができない埼玉県公立中学校・私立中学校出身の受験生、検定の合格で出願区分を変更する受験生などが対象になっています。

これで、2024年度入試の受験生の概数がほぼ定まりました。本校を志望校として選んでくれた皆さん、体調に留意されながら、一層、受験勉強に励んでくれることを祈っています!今日の担当も、入試広報部の車田でした。

12月26日(火)アンサンブルコンテストに向けて

今日から学校は冬期休業期間に入りますが、女子バレー部、ダンス部、テニス部など、学校内外で部活動が続きます。その内、吹奏楽部は27日(水)・28日(木)、東京都高等学校吹奏楽連盟主催のアンサンブルコンテストに出場します。

先週から今週にかけて、1階ホールで、演奏形態の確認作業が行われています。

会場は、府中の森芸術劇場です。メンバーの皆さん、頑張ってください!

今日の担当も、入試広報部の車田でした。