5月31日(土)女子バレー部・インターハイ予選


5月25日(日)、都立清瀬高校でインターハイ予選に挑みました。初戦は慶応女子高校です。接戦のままもつれましたが、最後は本校が抜け出し、27-25で1セット目を取りました。2セット目は逆に先行され、追いつくものの23-25で取られました。3セット目は監督の曽根先生の喝が入り、、一気に飛び出して25-16で勝利しました。

次戦は都立深川高校です。繋ぐバレーが上手く、なかなか得点がとれず、逆に本校のイージーミスが続きました。結果、12-25、18-25で敗北しました。中間考査明けで全く練習ができなかったのが残念です。

歴代の中でも一番勝ちが多いチームを作ってくれた3年生は、今回で引退となります。彼女たちの努力で、女子バレー部は更に前進することができました。これからは、自らの進路に向けて頑張って下さい!お疲れ様でした。いつでも練習に来て下さいね。今日の担当は、顧問の永井でした。

5月30日(金)二松学舎大学オープンキャンパス

5月24日(土)の中間考査終了後、両附属高校生及び保護者を対象とした二松学舎大学のオープンキャンパスが開かれました。本校は1年生から3年生まで90名を超える生徒が参加し、学食や授業を体験しました。

学食では、3種類のメニューをご用意いただきました。メニューを決めたら受付で引換券を受け取ります。ここで受付をしてくれていた2名の学生は、九段の卒業生と柏の卒業生でした。生徒たちは笑顔で食事を楽しみ、「学食はどうでしたか?」との質問に「美味しかったです」 「お腹いっぱいになりました」と答えてくれました。

昼食後、模擬授業の開始までに時間があったので、大学図書館や13階のラウンジなど普段立ち入る機会が少ない場所を含め、キャンパス内を自由に見学させてもらいました。

中洲記念講堂に移動し、文学部と国際政治経済学部の学部説明と模擬授業を受けました。模擬授業は「秘められた恋の相手は誰か − 作品分析の方法」(文学部教授の五月女先生)と「ランチにみる経営学」(国際政治経済学部教授の高岸先生)でした。

高校の授業よりも専門性が高かったり、日頃の自分の視点とは異なる角度から物事を見るため、難しいと感じたかもしれませんが、大学での学びを知る良いきっかけになったのではないでしょうか。

最後に入試に関する説明とイベントスタッフの大学生のお話をうかがい、全体の会は終了となりました。5月28日(水)からは2年生を対象にした「学びのコース」が実施されています。二松学舎大学でどのようなことを学べるのかを確認する機会として、ぜひ活用してほしいと思います。

5月29日(木)男子バスケ部・インターハイ予選3回戦

5月25日(日)、海城高校でインターハイ予選3回戦が行われました。対戦相手は格上の駒場東邦です。途中まで10点差以内でついていったものの、最後は71対47と差をつけられ負けてしまいました。3回戦の壁は厚いと痛感する戦いでした。

3年生は、この大会で引退となります。最後まで頑張り続けた2人には感謝の気持ちでいっぱいです。しっかりとバスケ部の土台を築いてくれました。バスケで鍛えた諦めない気持ちを持って受験に臨み自分の進路を切り開いていってほしいと思います。

また、1・2年生は3回戦突破を目指し、フィジカルを始めシュート力、ディフェンス力を一から鍛え直しです。新人大会に向けて一層練習に励んでいきたいと思います。今後とも応援のほど宜しくお願い致します。今日の担当は、顧問の木村でした。

5月28日(水)全日本合気道演武大会

5月24日(土)に期末考査が終わりました。その日の午後、第62回全日本合気道演武大会が日本武道館で開催されました。この大会は合気道の大会の中で最も大きな大会であり、日本全国の道場で稽古をしている人やその指導者の方々、海外道場で稽古を重ねている方々などが日頃の稽古の成果を披露する大会です。

今年度は約8000人もの出場者が演武を披露しました。合気道は試合がなく、勝敗のない武道であるため、日頃の稽古で積み重ねてきた力を演武大会で披露します。老若男女、幅広い年齢の方々がそれぞれの日頃の努力を披露する姿は、とても良い刺激となりました。

本校は高校連盟として3年生6名が立派な演武を披露しました。3年生は全員が高校から合気道を始めましたが、この3年間、稽古に真摯に向き合い、この春全員が初段に昇段しました。全員が袴姿で、日本武道館の畳で演武をする姿に、3年間で積み重ねてきたものの大きさと、6名の気持ちのつながりを強く感じました。

また、大会には学生コーチとして日頃指導してくれている三宅さん、この春までの学生コーチの木内くんと小野くん、そして、この春に卒業した須田くんも駆けつけてくれました。合気道を通しつながった輪は、こうして合気道を通して繋がり続けるものなのだと感じ、とても嬉しい気持ちになりました。この先も、二松学舎大学附属高校の合気道部の輪が大きく繋がり続けることを楽しみに思いながら、この先の稽古に励んでいきたいと思います。

次の演武大会は、8月6日(水)に東京武道館で開催予定の全国高等学校合気道演武大会です。さらに成長した演武を披露できるよう、努力を重ねていきたいと思います。今日の担当は、顧問の服部でした。

5月27日(火)歴史から未来を考える

中間考査終了日の5月24日(土)午後、ボランティア同好会は明治大学平和教育登戸研究所資料館の特設展「風船爆弾作戦と本土決戦準備ー女の子たちの戦争ー」を見学しました。

明治大学生田キャンパスは高台にあり、かつては「陸軍登戸研究所」があった場所です。研究所では第2次世界大戦中に細菌兵器や風船爆弾がつくられるなど、さまざまな研究・実験が行われていました。軍事機密として、働いていた人たちにも厳重な口止めがされており、戦後も研究書類が廃棄され、「秘密」のまま歴史から消されていきます。

しかし、1980年代後半に地域の歴史を知ろうと調査活動をしていた高校生と先生が埋もれていた歴史を掘りおこし、全容が少しずつ明るみになりました。地域市民と行政と大学が連携して資料館を作り、「科学のあり方」 「「平和をつくるにはどうしたらよいか」 「歴史から何を学ぶのか」など、1人ひとりが考えることができる場になっています。

生徒たちは、4月に作家小林エリカさんから伺ったお話の知識もとに、展示資料をじっくりと眺め、知られざる歴史上のできごとに思いを馳せていました。

資料館長の山田朗さん(明治大学教授)と詩人の菅啓次郎さん(同)の対談VTRを視聴し、とても印象に残った言葉があります。それは、「教養という言葉をひとことで言うと、今そこに無いもの、時間的にも空間的にも隔たったところを想像する、そのための知識である」。

戦禍に苦しむ遠い国の人々を思い、負の部分も含めて歴史を学ぶことが、現代、さらには未来を生きる私たちにとても大切だと感じました。今日の担当は、顧問の横関でした。