8月24日(土)海外語学研修・帰国

22日(木)、無事にオーストラリアと台湾の語学研修の参加生徒が帰国しました。以下、台湾は服部先生から、オーストラリアは千葉先生からの報告です。

【台湾】最後の研修は故宮博物院の見学です。数千年にわたる中国文化の歴史的宝物が所蔵されています。この中にある郵便局から手紙を出しました。

この手紙は台湾での研修の思い出やそれぞれの気持ちを込めて、それぞれが言葉を伝えたい人に宛てて書いたものです。きっと、手紙が届いた人にはこの研修がとても充実していたということが伝わるものになっていると思います。

桃園空港へ向かい、キャリーケースを預けたところでガイドさんとお別れです。この研修の最初、緊張している生徒たちを明るい笑顔と言葉で和ませてくださったガイドさん。この1週間、いつも生徒たちのそばで声をかけてくださり、たくさんのことを教えてくださったガイドさんとのお別れは生徒たちもとても寂しそうでした。

みんなで写真を撮り、「謝謝!」とたくさんのお礼を伝え、「再见(またね)!」と伝えてお別れをしました。空港で搭乗手続きを済ませ、各自軽食をとり、14時35分の飛行機で日本へと向かいました。

日本時間19時06分、無事に帰国いたしました。

この1週間、生徒たちの成長を感じることができました。お互いのことをよく知らない状態での旅の始まりましたが、気がつくと、9人はいつも笑顔で支え合いながら、行動していました。

自分たちの力でチャレンジしてみようとする姿勢が多く見られ、日々笑顔が増えていったことが何よりも嬉しく思いました。この1週間で得たたくさんの学びと経験、そして出会いは、日本に帰ってもかけがえのない宝物になると思います。

この研修を支えてくださった多くの方々、ご協力をいただいた保護者の方々に、感謝申し上げます。

【オーストラリア】約2週間という長い期間のツアーでしたが、過ぎてしまえば、あっという間で、名残り惜しそうにオーストラリアを後にする生徒が多かったように感じます。

現地でお世話になった方々に「絶対に、またオーストラリアに帰ってきます!」と言っている生徒が多かったのもこのツアーの充実を裏付けるものだと感じました。

早朝7時30分にバスでホテルを出発し、空港へ。ここでの手続きをもって、サポートいただいたHiroko Kovacsさんともお別れです。ご挨拶でHirokoさんが言葉に詰まる場面もあり、生徒たちも本当に別れが辛そうでした。

その後、カンタス航空61便は定刻通りに離陸、18時40分に日本に到着しました。成田空港には、出発時もお見送りに来ていただいた秋葉教頭先生、また、多くの保護者の皆さんにお迎えいただきました。

この約2週間、参加生徒たちは、本当によく頑張り、逞しく成長してくれたと思います。2学期以降の活躍に期待したいと思います。

最後に、このツアーに携わっていただいた、Kedron State High Schoolの先生、生徒の皆さん、添乗員の小谷野智恵様、現地でガイドしてくださったHiroko Kovacsさんをはじめ、多くの方々に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

8月23日(金)台湾語学研修2

【4日目】朝食後、中国文化大学で中国語の学習です。明日は台湾の大学生と班別行動で市内巡りをするので、それに備えて、自分たちで欲しいものや食べたいものを注文できるよう、頑張っていました。

午後は、「台湾中国結びを学ぶ」です。古来から、組む・結ぶは神聖なもの、魔を祓うとされているそうです。その中国結びで、スマートフォンのストラップを作成しました。

午後から鵜飼校長先生が合流してくださったので、我々教員も中国結びにチャレンジしました。

夕刻、SDGsを学ぶプログラムで南機場幸福食物銀行さんを訪問しました。

ここは、大手企業と提携し、廃棄される食品などを必要な人々に提供する「食のサステナビリティ」の取り組みを進めています。「自分ごと」として捉える機会になればと思います。

その後、台北101でお土産を購入し、夕食を食べてホテルに戻りました。

【5日目】午前中は中国文化大学での授業。午後の市内巡りでにとても役立つ内容でした。

午後は、2つのグループに分かれて班別行動です。

各グループに台湾の大学生が帯同し、生徒を案内してくれました。

事前に生徒たちにはどこに行きたいか、何をしたいか、何を食べたいか、などを調べてもらい、地下鉄などを利用して「自分たちの行きたいところへ自分たちの力で行く」というプログラムです。

班別行動では「グループ内での交流を深めること」・「台湾の大学生との交流を深めること」というテーマを与え、グループ全員で写真を撮ったり、大学生に色々な質問をしながら楽しく市内巡りをしていました。

夕方からは土砂降りの大雨が降りましたが、悪天候さえも、みんなでいると楽しくて、笑顔でいっぱいの班別行動だったようです。

それぞれのグループを担当してくださった大学生とも仲良くなり、大満足な5日目となりました。

【6日目】午前中は中国文化大学での最後の授業でした。初日に学んだ発音から昨日の会話文までの総復習です。とてもアクティブに学んでいたので、この語学研修での学びや成長を感じました。

午後はバスで十份へ。天燈(ランタン)を飛ばす体験です。それぞれ、自分の願いを天燈に書き、4人1組のグループで天燈を空へ飛ばします。青く澄んだ空へ高くたかく飛んでいく天燈はとても美しかったです。

その後、周辺を散策しました。かつて、この地が石炭のが採掘されており、運ぶために使用されていた「静安吊橋」も渡りました。

その後、九份へ移動し、観光と食事です。九份は19世紀末に金の採掘で栄えており、現在は山から見える絶景や沢山の提灯に灯された美しい街並みから観光地としてとてもに有名です。

台湾語学研修最後の夕食は、素晴らしい九份の街並みを見ながら、また、この研修のたくさんの思い出話をしながらの素敵な夕食になりました。

夕食の時にお箸を落としてしまった時、中国語で「お箸をください」と店員さんに伝えるにはどうしたらいいか、と生徒たちの中で話し合い、自分たちの力で問題を解決していました。生徒たちの成長を感じることができとても嬉しく思います。

附属高校と附属柏高校から「台湾の語学研修行きたい!」と志を持って参加した9人の生徒たちは、学校や学年の垣根を越えて、皆で学び、成長し、そして楽しんだ語学研修になっています。

8月22日(木)オーストラリア語学研修3

【10日目】週末をホストファミリーと過ごし、8月19日(月)、3日ぶりに学校での生活に戻りました。

1・2限目は「Indigenous activity」。オーストラリアの先住民族であるアボリジニの文化を体験する時間でした。内容は①楽器や絵画などアボリジニの伝統的な芸術について、②調理と実食を通して食文化に触れる、の2つです。

バディとのランチ後は、Rose先生の英語の授業を2時間受講しました。

【11日目】8月20日(火)、慣れ親しんだ校舎での学習も残り2日。カリキュラムは通常通り、1・2限目がRose先生の英語〜ランチタイム〜バディの授業への参加。という流れでした。

Rose先生の英語の授業は、オーストラリアと日本の比較。これは、領土や人口などについてでした。ここから、内容がオーストラリアの人口の構成、また、この地で暮らす国民の出自の多様性について、ご自身の血筋を例に説明をして下さいました。

授業の最後は「オーストラリアを象徴する100のアイコン」についてお話しがあり、これについての絵画をパズルにして絵を付けながら、全員で完成させました。

ランチタイムでは、バディと楽しく談笑する生徒たちやKedoronの生徒たちに混じって購買で昼食を購入する生徒の姿などが見られ、すっかり学校に馴染んで様子はとても微笑ましいものでした。今晩は、ホストファミリーと過ごす最後の夜となります。

【12日目】8月21日(水)、Kedron State High Schoolでの学びも最終日となります。この日のメインは、「Ferewell Ceremony」と「Ferewell Celebration」。

「Ferewell Ceremony」では、Shane Kiss校長先生から生徒一人ひとりにスタディツアーの修了証が渡され、校長先生からは、このツアーがとても有意義であったこと、また、この経験をこれからの学校生活に活かして欲しいとの励ましのお言葉をいただきました。

スクールバディの代表からのスピーチの後は、本校生徒が、バディやホストファミリーへの感謝の気持ちやこのツアーでの経験を将来に活かそうという意気込みなど一人ひとりがしっかりと英語でスピーチしました。

本校から、お世話になったKedron State High Schoolの先生方にお礼をさせていただいた後は、全員で記念撮影を行いました。

その後、行われた「Ferewell Celebration」では、メイン・バディ以外の全てのバディも参加し、ピザとケーキを囲んで歓談する、こころ温まる時間を過ごしました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよ、お別れの時間となりました。手紙のやり取りをする者や、言葉なく泣きながらハグする者など、名残惜しい時間が続きましたが、本校生徒は、バスに乗車し、学校を後にしました。

明日の最終日は、午前中に飛行機に搭乗し、帰国の途に就くことになります。今夜は、参加者全員で共にする、最初で最後の食事をホテルで摂りました。

8月21日(水)サッカー部・合宿報告

8月13日(火)から3泊4日の予定で、サッカー部の合宿を実施しました。以下、顧問の兼子先生からの報告です。

【初日】銚子駅に集合し、ホテルに荷物をおいたのち、すぐにグランドに向かって試合の準備を進めました。

今日の対戦相手は静岡北高校との対戦で、相手の攻めに当初はこちらも攻めていました。しかし1点をとられると守りに入ってしまい、なかなか思ったように点を取ることができませんでした。

試合後はホテルに戻り、夕飯を楽しく食べながら初日を終えました。

【2日目】非常に暑く、熱中症などに最善の注意を払いながらの試合となりました。初戦は白鴎大足利、練習試合とその後の公式戦は東海大相模と対戦でした。

結果は2桁を取られ、1点も取ることができませんでした。

今日までの結果を踏まえた明日の試合に備えて、しっかり休んで頑張ってほしいと思います。

【3日目】台風7号の影響により、3日目で全ての試合(4試合)を実施するという過酷な日程ではありましたが、全員がハードワークし、乗り切りました。

普段では対戦できないチームとの試合を通して、一つ一つ成長していく様子がとても印象的な合宿となりました。 最後は何とか1得点という全員の想いがプレーに現れ、みんなで得点を喜び合いました!

本校サッカー部の試合を4試合担当した審判団スタッフさんからは、「みんな諦めずに、そして励まし合う声が出て凄く良いチームですね!」という嬉しくなるようなメッセージをいただきました。

本日も遠方まで応援にお越しいただき、また沢山の差し入れをいただきまして誠にありがとうございました。

8月20日(火)ダンス部・合宿報告

8月9日(金)から3泊4日のダンス部合宿の様子をお届けします。以下、顧問の石川先生からの報告です。

【初日】お昼前に宿舎に到着しました。開始にあたり、1人ずつ合宿の目標を大声で宣言し、気持ちを固めました。

コーチやダンスリーダーを中心に基礎練習をし、その後はチームに分かれて、それぞれの練習に入りました。

最後は小さいグループに分かれてダンスバトルです。

夕食時には本日誕生日の2人が「いただきます」の挨拶をして、みんなモリモリとご飯をいただきました。夜はミーティングでダンスの文化を学び、充実した1日となりました。

【2日目】朝のラジオ体操を美しく全力ですることから、2日目が始まりました。午前中は基礎練習後、1年生は先輩たちのチームの振りを教えてもらいました。

途中で校長先生が激励に来てくださり、差し入れもくださいました。部員たちもより一層練習にも力が入りました。

午後は顧問の松澤先生からレッスンを受け、新たな表現方法を学びました。本校部内のダンスバトル決勝予選も白熱しました。本日の優勝者が明日の決勝大会に出場します。

【3日目】メインは部内のダンスバトル決勝戦。その名もNisho of the Year Final。これまでのバトルTop 7と昨日の予選を勝ち抜いた1名の計8名の戦いです。

流れた曲に合わせて即興でダンスをし合います。それぞれが個性を発揮して表現し、良い部分はお互いに褒め称え合いました。

【最終日】午前中にチームに分かれて練習です。最後には今回の成果を発表し、さらなる課題を見つけました。

合宿は本日で終了ですが、今回得たものを活かして、今後の大会に向けて練習を続けていきたいと思います。