4月26日(金)女子バレーボール部・大会報告

4月21日(日)、東京農大一校にて高体連春季リーグ戦が行われました。以下、顧問の永井先生からの報告です。

【女子バレーボール部】

今回は3校でのリーグ戦で、初戦は明大八王子高校です。部員30名以上を要する学校でしたが、本校のサーブが上手く入り相手のミスを引き出し、本校優位で1セットを取りました。2セット目もリズム良く得点し、結果2、5-21、25-16で勝利しました。

2戦目は、都立立川高校です。神蔵さんを中心とした本校の攻撃を悉く拾われ、逆に高身長の相手エースの落差のあるアタックに苦しめられました。何とかボールを繋いで勝機を待ちましたが、一歩相手が上手で24-26、18-25で負けました。

今回も応援に来ていただいた保護者の方、ありがとうございました。

4月25日(木)スタディサプリ導入説明会

本校では、全生徒にiPadが1台貸与されています(学費に含まれています)。生徒は、授業や自宅でこのiPadを使用して、様々な学習に取り組むことができます。

4月24日(水)4時間目のロングホームルームでは、新1年生を対象にiPadに入っている「スタディサプリ」の設定方法や利用ガイダンスを行いました。リクルートのご担当者さまにご来校いただき、放送室から1年生の全クラスにテレビの放送を通しての説明になりました。

スタディサプリとは、株式会社リクルートが運営するWeb学習サービスです。スタディサプリのWeb学習は、質の高い授業をインターネットを通して配信し、生徒は自分のiPadで視聴することができます。

スタディサプリの主なコンテンツは、大学受験のための授業動画です。大学受験用の動画の中には、中学復習講座として中学1~3年生で学習する内容から、高校3年生の内容まで幅広くそろえられています。その他に、英検対策用の動画等も用意されています。

生徒は、これらの動画サービスを自由に視聴し、自分で学習を進めることができます。年間2回実施している「到達度テスト」とも連携をしているため、試験の結果を踏まえて、苦手な項目をこのスタディーサプリで補うこともできます。

様々な学習ツールがある現在、このスタディーサプリをうまく利用して学力アップを目指していこう!今日の担当は、入試広報部の友松でした!

4月23日(火)探究学習

2024年度は、1・2学期の4時間目に全学年の探究の授業を設定しました。

1・2年生は、Inspire High社の教材を利用します。

これは、科学者、国連職員、TVディレクター、宇宙飛行士などの多様な大人たちの生き方・価値観・仕事・社会課題に触れる動画教材です。ここから出題される「答えのない問い」に挑戦することで、生徒の中にある「好奇心・想像力・協働力」を喚起していきます。

1回目はオリエンテーション。「将来勉強してみたいことを考える」がテーマです。

動画を見るだけではなく、感じたこと・考えたことを文章にまとめ、他者との比較の中で客観視するという能動的な作業を行います。

一方、3年生は今までの探究を総括する時間です。「自己探究」を目標に、生徒それぞれが目指す学問領域や志望校に対する「志望理由」を作成します。これまで過ごした中学校・高校生活などを振り替えるものにもなっています。

新しい教科ですが、新学習指導要領の下での3つの学年が揃ったことで、少しづつ「二松学舎の探究」という方向性が見えてきました。今日の担当は、入試広報部の車田でした。

4月22日(月)オーストリア・スタディーツアー説明会

本校には、約2週間、オーストラリアの現地の高校で様々な学習や体験を積むスタディーツアー(語学研修)があります。

このスタディーツアーでは、ホームステイをしながら、現地の高校に通い、本場の英語や様々な文化を経験します。今年は、8月10日から22日までの11泊13日を予定しています。

場所は、オーストラリアのクイーンズランド州にあるブリスベンという都市です。オーストラリア第三の都市であるブリスベンは、年間を通して晴天率が高く、冬でも日中は半袖で過ごすことができます。街の中心にはブリスベン川が流れており、その周囲には歴史ある建物や近代的なビルが建ち並んでいます。2032年の夏季オリンピック開催地に決定している今後ますます注目される街です。

4月20日(土)には、このスタディーツアーの参加希望生徒を対象に説明会を実施しました。参加した生徒は、例年の約2倍ほどの人数であり、海外で学ぶことの関心度の高さを感じました。

スタディーツアーの詳しい話を聞いている間、目を輝かせている生徒の様子が印象的でした。取扱業者は、日本旅行さんです。

参加を考えているみなさん、出発まで4ヶ月を切っています。今からしっかりと英語を学んで、出発に備えよう!今日の担当は、入試広報部の友松でした。

4月20日(土)自由と平和-ボランティア同好会-

ボランティア同好会では、今年2月にパレスチナ・イスラエル問題について、長年国際支援NGO活動に携わってきた、多摩大講師の佐藤真紀先生からお話を伺う機会を設けました。今回は佐藤先生のご紹介で、イスラエルから来日しているヤクーブ・ガザウィさんの講演会を行い、現地の状況、歴史的経緯、宗教や文化について学びました。 以下、顧問の横関先生からの報告です。

【ボランティア同好会】

ヤクーブさんは、イスラエル国籍のパレスチナ人で、パレスチナ人とイスラエル人の若者たちの平和交流を行なっているNGOのスタッフです。昨年10月7日より始まった戦闘により、ガザの街は破壊し尽くされ、これまでに3万人以上の方々が犠牲になりました。ガザ地区270万人の人口の9割以上が避難民となり、水・食料・医薬品など全ての生活必需品が不足し、深刻な人道危機に陥っています。

パレスチナ人は平時においても、検問所で許可が出ないと移動できない自由がない生活を強いられていること、今回の戦闘により両者のお互いへの憎しみはこれまでになく深まり、平和構築は現在非常に難しい状況だということを話されました。それでも希望を捨てずに対話を続けていきたいと力強く語ってくれました。

日本の若者に言いたいことは、平和であること・自由であることがいかに大切かを知ってほしい、国内にある戦争の爪痕の残る広島・長崎、東京大空襲戦災資料館などを訪れて戦争がいかに悲惨なものであるかをもっと学んでほしい、ということでした。

講演は全て英語で行われましたが、時折、佐藤先生が補足してくれたので、十分理解することができました。War is over if you want it. まずは知ることから始めていきたいです。