10月26日(木)修学旅行2日目

特に事故もなく、体調不良者も出ていないという報告を受けています。

引率の教員も元気なようです。

昨日の様子をお届けします。まず、6時30分に起床後、朝食です。

今日の午前中は沖縄戦の傷跡が色濃く残る南部を訪れます。事前に選択したコースで、行程が分かれます。1つ目は、首里城見学コース。

首里城は、1429年成立の琉球王国の王城です。2019年の火災は残念なことでしたが、2026年の復元に向けて、まさに作業が進んでいます。

2つ目は、旧海軍号司令部コース。

ここは、太田実中将の「沖縄県民かく戦へり、県民に対し、後世、特別の御高配を賜らんことを」という言葉が刻まれた場所として知られています。

3つ目は、糸数壕見学コース。沖縄各地には、沖縄戦当時、自然的・人為的な壕と呼ばれる洞窟が数多く存在しています。

沖縄戦の最中、ここに旧日本軍や現地住民が避難しましたが、多くの惨劇が生まれた場所でもあります。

4つ目は、ひめゆり平和祈念資料館コース。映画「ひめゆりの塔」(私の世代は沢口靖子さん主演のバージョンになります)で知られる地です。

生徒たちと同年代の女学生がどのように戦争に向き合ったのか、それを知り、内面化し、今後の世界を俯瞰する手がかりを掴んで欲しいと願ってやみません。

昼食で分かれた生徒が集まります。

そして、全員で「美ら海水族館」へ!沖縄特有の晴れた空と暑さの中、生徒たちは思い思いの時間を過ごしました。

また、修学旅行恒例の集合写真も撮影します。

16時30分、水族館を出発して、宿泊先のホテル(読谷村)に向かいます。19時からの夕食後、各自、部屋で入浴としおりのまとめに入りました。雄大な東シナ海に包まれながら、ゆっくり体を休め、明日を迎えてください。今日の担当も、入試広報部の車田でした。