10月28日(土)、秋季本大会の準々決勝で、日本大学第二高校と対戦した本校野球部は、タイブレーク延長12回の熱戦の末、3-4で惜敗し、ベスト4進出はなりませんでした。以下、応援団顧問の千葉先生からの報告です。
【野球部】試合は、序盤から手に汗握る接戦となりました。本校の先発投手は、2回戦の日大三高戦にも先発した、祖父江広都君(2年)でした。祖父江君は、初回に不運な当たりもあり2本のヒットなどで2・3塁のピンチを迎えますが、粘り強く、このピンチを切り抜けるとリズムに乗ります。その後、2回、2回を三者凡退に退け、試合の流れを作ります。
ピンチの後にチャンスあり、1回裏の攻撃、四球とバントで1死2塁とすると、3番の片井海斗君(2年)がセンター前に弾き返し、1点を先制します。
そのまま1-0でゲームは進みますが、5回表、2死2塁のピンチを迎え、相手打者の打球はライト前に。これにエラーが絡み、打者走者も生還。1-2と逆転を許します。しかし、その後は、6回途中から祖父江君をリリーフした河内紬君(1年)の好投もあり、相手に追加点を許しません。
すると、7回に打線が意地を見せます。先頭の7番・花澤莞爾君(1年)が三塁線を破る2塁打でチャンスを作ると、送りバントで3塁に進め、9番の小枝英心君(2年)がレフトに犠牲フライを放ち、同点に追いつきます。
試合はそのまま9回を終了し、タイブレーク制の延長戦へ。延長10回に1点の勝ち越しを許しますが、その後の2死満塁のピンチでマウンドに上がった三瓶謙信君(2年)が相手4番打者を見事に三振に仕留め、流れを止めます。
すると、その裏、代打に送られた、日笠雅凰君(1年)の送りバントが相手エラーを誘い、満塁とすると、1死後、5番・椎名潤君(2年)がセンターに犠牲フライを放ち、再び同点に追いつきます。
しかし、11回を両校無得点で終えると、12回に暴投で1点を失い、3-4と三たびリードを許します。裏の攻撃も2死満塁と、最後まで粘りを見せますが、あと一本が出ず、悔しい敗戦となりました。
この試合で、令和5年度の野球部の公式戦は終了となりました。
このチームも残すところ、春季大会、夏季選手権大会のみとなりました。2年ぶりの夏の甲子園出場に向けて、厳しい冬の練習を乗り越え、力強くなったチームにご期待下さい。
これからも、本校野球部に熱いご声援を宜しくお願いします。