3月22日(金)2年生・高大連携

今日の2年生は、高大連携授業。大学の講堂で、二松学舎大学のお2人の先生から、大学の「モデル」授業を受けました。

お一人目は、日本近代文学がご専門の山口直孝先生(文学部国文学科教授)。山口先生によると、日本近代文学とは、19世紀後半から現代に作られた大衆文学・児童文学・ドラマ・映画・ライトノベル・投稿サイトなどを研究する学問で、作家の足跡や作品の成り立ちを調べる伝記研究や生成研究、作品を読み解く作品研究、作品がどのように読まれて影響を与えたのかを追う受容研究から構成されています。

山口先生は、大西巨人や横溝正史などの作品を事例として、日本近代文学を「研究」のあり方を生徒たちに投げかけました。

お二人目は、マーケティングがご専門の小具龍史先生(国際政治経済学部国際経営学科教授)。小具先生は「実践的に学ぶ経営学」というテーマを設定され、商品・サービスの売れる仕組みの作り方という視点から、それがなぜ売れるのかという問いを授業の中で解いていきました。

最後に二松学舎大学で学ぶ小具先生のゼミ生(3年生)が登壇しました。彼女は本校の卒業生なのですが、その分、生徒たちはより具体的に「研究」イメージを描くことができたと思います。

この春に受験生になる2年生にとって、大きな刺激を得られた時間になったことでしょう。山口先生・小具先生、ありがとうございました!今日の担当も、入試広報部の車田でした。