8月27日(木) ニュージーランド•スタディツアー4日目③

『4日間を終えて』
10名の報告を読んでみると、それぞれ置かれている環境も、感じたことも、過ごし方も違います。それでも、そこにはいくつかの共通点が見えてきます。

まず1つ目は、「最初は緊張したけれど、少しずつ人との距離を縮めている」ということ。
ホストファミリーとの生活も、バディとの学校生活も、最初からすべてがうまくいったわけではありません。「何を話したらいいのか分からない。」「英語が聞き取れない。」「緊張して頭が真っ白になった。」そんな経験をした生徒もいます。

それでも、相手が話しかけてくれるのを待つだけではなく、ゲームをしたり、料理を作ったり、日本の文化を紹介したり、ジョークを教えたり。一歩ずつ距離を縮めています。

2つ目は、「日本との違いを、ただ驚くだけで終わらせていない」ということ。
・学校の広さ
・授業の進め方
・生徒たちの自由な過ごし方
・公共交通機関
・食事や生活習慣。
日本では当たり前だと思っていたことが、ニュージーランドでは当たり前ではない。
そして、その違いを経験することで、逆に日本の良さにも気づいています。
「日本の公共交通機関はすごい」という気づきなどは、その代表的なものだと思います。

3つ目は、「英語を使うことへの心理的な壁が、少しずつ低くなっている」こと。
もちろん、まだまだ「授業で何を言っているのか分からない」という場面もあります。それは当然です。しかし、「英語でコミュニケーションを取れるようになった」「日に日に英語でのコミュニケーションが上達してきた気がする」「一生懸命理解しようと頑張っている」という言葉も出てきています。
今回のツアーで目指しているのは、8日間で英語をペラペラにすることではありません。
「分からなくても、伝えてみる。」
「失敗しても、もう一度やってみる。」
「言葉が通じなくても、人と関わることを諦めない。」
その経験こそが、今回のツアーで得てほしい大切な学びです。

そして4つ目。これは引率者として一番嬉しく感じていることですが、「日本に帰りたい」だけではなく、「ニュージーランドにもっといたい」という声が出てきたことです。
最初は日本が恋しかった生徒もいます。初めての海外で不安だった生徒もいます。それでも、ホストファミリーやバディとの関係ができ、学校での居場所ができ、少しずつ「ここで過ごすことが楽しい」と感じられるようになってきています。「こっちにもっといてもいいと思う」「今度はこっちに長くいたい」そんな言葉が出てくるほど、この4日間で生徒たちはニュージーランドという場所を「旅行先」ではなく「自分が今、生活している場所」として感じ始めているのかもしれません。

『まだ4日、もう4日』
スタディーツアーは、今日で折り返し地点。まだ4日しか経っていない、とも言えます。でも、もう4日も経った、とも言えます。
成田空港で緊張した表情をしていた10名が、今ではホストファミリーとゲームをしたり、バディと冗談を言い合ったり、英語で授業を受けたりしています。
もちろん、すべてが順調だったわけではなく、小さな「困った」もたくさんありました。でも、それらも含めて、今しかできない経験です。
この4日間で経験したことが、帰国した後、すぐに目に見える成果になるとは限りません。
しかし、数年後、ふとした瞬間に、「あのときニュージーランドで、あんなことをしたな。」「あのとき、英語で話してみたら意外と通じたな。」「あのときは大変だったけど、何とかできたな。」と思い出すことがあるかもしれません。そのとき、この8日間の経験が、きっと一人ひとりの「自分ならやってみよう」という気持ちにつながっていくのだと思います。

残り4日。まだまだ、ここからです。明日からも、10名それぞれがどんな経験をし、どんな「気づき」を持ち帰ってくれるのか。引率教員も楽しみにしています。

次回の報告も、どうぞお楽しみに。

8月27日(木) ニュージーランド•スタディツアー4日目②

『ここまでの中間報告』
さて、ここからは少し趣向を変えて。
昨日の報告でお伝えしたとおり、10名の生徒たちに、ここまでのスタディーツアーについて「中間報告」をしてもらいました。今回は、生徒たちが書いた文章を、そのまま掲載します。それぞれの文章から、ホームステイや学校生活でどんなことを感じているのか、ぜひ読み取ってみてください。

〈狐塚 菜那〉
学校では英語の授業をバディの授業に参加しました。
お昼はバディの友達と一緒に食べ、簡単な英語でたくさん話しかけてくれました。インスタにもつなぎました。
授業は説明ばっかでマジで何を言っているのか分かりませんでした。
ホームステイでは、帰ったらエリアが真っ先に遊ぼうとさそってくれて昨日は一緒にスゴロクを作りました。日本でも有名な洋楽を紹介してくれて一緒にうたいました。ご飯中はしゃべらないルールみたいのがあって、必要最低限しかしゃべりません。すごくおいしいです。
1日目と2日目はコントコやダンスライブなどにつれていってくれました。
お風呂は私だけ入ってみんな謎に入りません。
9時には全員がねるんでねます。1、2日目はねれませんでした。

〈森野 起〉
ホストファミリーは優しい。会話しやすい。食事の準備や洗い物は基本的にやってくれている。食事の時間にいろんなことを話したり買い物や海に行ったりした。
食事は朝は別々で夜は一緒。(家の前にネコが来る)バスタブはあったけど基本的にシャワーだけ。
学校は楽しいけどルーズな人が多い印象(自由な感じがした)。
黒板はなく、ホワイトボードかプロジェクター。学校は文化の違いが強い。
施設が広く、日本の学校にはなさそうなものがあったりする。学校でも自然を感じられる(広さを活かしている)。昼休みには音楽のショーもやっていた。動画を使う授業もある。
残りの時間を無駄なく有意義にすごしたい。

〈池島 克海〉
ホストファミリーは優しく迎えてくれて、嬉しくなったと共にニュージーランド生活の支えとなってくれた。バディーもすぐに仲良くしてくれて学校生活も楽しかった。
ニュージーランドの学校は日本の授業とは全然違って、先生が説明し終わったら、あとは生徒の方針で勝手に勉強するような形で日本ではあり得ないなと感じた。
なにより8月なのにとても寒くて不思議に思うけれど、人柄が温かいのでそこまで寂しさは感じないこっちにもっといても良いと思う。

〈井上 虎知〉
ホストファミリーは暖かく出迎えしてくれたので、すごく嬉しいかった。日本語を話せるようになりたいと言っていて少し勉強してくれていて、お父さんやお母さんと日本語で教えてくれたり
ありがとうございますやありがとうの違いとか聞いてくれてお互いに教え合いができてすごく楽しい。バディや先生も日本が大好きで、剣道を見せたらすごく盛り上げってくれた、今度はこっちに長くいたいなとおもえるくらい楽しい

〈石本 あや〉
ホストファミリーは優しく、受け入れをよくしているようでよく話をしてくれるし、私のことを気にかけていてくれて過ごしやすい。本当に色々なところから来た人がいて、みんな優しくてとても楽しい。学校は、THE海外の学校って感じ。みんな自由に過ごしていて、建物がたくさんあるし、とても広い。中庭(?)でホットドッグを焼いて作っていたり、好きなところでご飯を食べたり、授業の席が決まってなくて、スクリーンの真横で受けている人もいたり。先生たちもみんなフレンドリーでよく話をしてくれた。自分の見ているアニメだったり、ゲームだったりで話が盛り上がった。こういう文化が広がっているのはとても嬉しいと感じた。もう折り返し地点なのが信じられないくらい時間が経つのが早い。とてもいい思い出になると思うし、なっている。

〈榎本 大祐〉
ホストファミリーはとても優しく、一緒にゲームをしてくれたり、食事の時間にたくさん話してくれたりとても楽しく充実した時間を過ごせている。食前にはみんなで「いただきます」と言ったり少し日本語も使ってくれてつい自分も笑顔になってしまう。コストコに行ったり、今日はサンセットを見に行く予定で色々なところに連れて行ってくれるのもとても嬉しい。
学校では英語onlyの授業だが、みんなと助け合いながら学習をできている。日に日に英語でのコミュニケーションなどが上達してきている気がする。最初は日本が恋しかったが、今ではニュージーランドもとてもいい国でいいなと思っている。
曇っている日はとても寒いが、太陽が出るととても暖かく快適に過ごせている。残りの日を思う存分楽しんでまだまだたくさんの思い出を作りたい。

〈永川 博詞〉
ニュージーランドに着いて緊張していましたが、ホームステイ先のご家族様たちが優しく自分を向かい入れて英語でコミュニケーションを取れるようになりました。ニュージーランドの高校の授業も英語でわかりにくいけれども一生懸命になって理解しようと頑張っています。
 今回ニュージーランドに行ったことがこれからの成長につながると思っています。残り4日間頑張ります。

〈千葉 友晴〉
初めての海外で何をどうしたらいいかわからない中でのスタート、ホームステイ先では初日緊張で英語でどう話したらいいかわからず頭真っ白になってしまったが気さくに話しかけてくれて2日目からは話をしたり、日本の簡単な料理を作ったりして楽しくコミュニケーションができるようになった。特に星の話になった時に庭で星の説明をしてくれて楽しかった。バディとは日本での話や質問をしあったり一緒に授業を受けたりしている。昼休みはバディの友達と一緒にボールで遊んだり、話したり、日本の学校生活とは違う海外ならではの学校生活だと感じた。
その中でもバスを使っての登校が大変で、降車ボタンを押しても音はならず、降車バス停の表示もなく、アナウンスがなかったため本来降りるはずのバス停を大幅に超えたり、時間通りに来なかったり、よく海外の人が日本の公共交通機関はすごいと言っているのを思い出しました。
残りの時間もがんばります

〈米谷 航太〉
こんにちは航太です
元々何度か海外に行ったり英語力にも自信があったのですがやはりホームステイとなるととても緊張します。その中でホームステイ先のお兄ちゃんと仲良くなり今ではホラー映画を見たりマイクラをしています(これからします)
それからバディとは最初こそはとても緊張しましたがバディの友達、バディと日本のジョークを教えたりしてとても仲良くなりました
スピーチとても緊張しましたがうまくできてよかったです
残りの時間も頑張ります

〈増田 光希〉
初めての海外で不安も大きいなか、ホストファミリーが暖かく迎え入れてくれて良かったです。初めは緊張であまり話せなかったですが、今では自分のためにホットココアをだしてくれたり、逆にお好み焼きを作ると「おいしい」と日本語で言ってくれるほどコミュニケーションを取れるようになりました。
学校ではバディや学校の先生方が沢山話しかけてくれてとても楽しいです。他にも警備員さんが学ランを褒めてくれたり、ニュージーランドに住んでいる日本人の方が話しかけてくれたり嬉しい出来事ばかりです。困り事は少なくないですがどれも思い出です。
慣れない環境の中で、本当に沢山の方が僕を気遣い支えてくれています。その期待に応えるべく明日からも頑張りたいと思います!

8月27日(木) ニュージーランド•スタディツアー4日目①

ニュージーランド・スタディーツアー引率の齋藤でございます。

スタディーツアー4日目の様子をご報告いたします。

昨日からいよいよMassey High Schoolでの学校生活が始まりました。

今日は午前中にESOLの授業、午後はそれぞれのバディが受ける授業に参加しました。

そして、昨日予告したとおり、ここまでのスタディーツアーについて、生徒たち自身にも「中間報告」をしてもらいました。ぜひ、最後までご覧ください。

[本日の行程]

2026年8月26日(水)

 08:35 Massey High School 集合

 

  〈Massey High Schoolの時程〉

  ※月・木曜日,( )内は火・水・金曜日

  Period1・・・8:50〜9:45(8:50〜9:55) 

  Period2・・・9:50〜10:45(10:00〜11:00)

  Interval・・・10:45〜11:15(11:00〜11:30)

  Period3・・・11:20〜12:15(11:35〜12:35)

  Mentoring・・12:20〜12:40(No mentoring)

  Period4・・・12:45〜13:40(12:40〜13:40)

  Lunch・・・・13:40〜14:10(13:40〜14:10)

  Period5・・・14:15〜15:10(14:15〜15:10)

 15:20ごろ順次帰宅

『Massey High Schoolで本格的に学びます』

今日からいよいよ、Massey High Schoolでの学校生活が本格的に始まりました。

午前中はESOLの授業。午後は、それぞれのバディが受ける授業に一緒に参加します。

午前中のGaye先生によるESOLの授業では、まず、「教科書に出てくる英語」ではなく、ニュージーランドの人たちが普段の会話で使っている表現について学びました。

気持ちや考えを表現するときに使う、カジュアルな言葉を教えてもらい、実際に使ってみます。「英語を正しく話す」だけではなく、「現地の人が実際に使っている英語を使ってみる」。これも、今回のスタディーツアーならではの学びです。

続いてのテーマは、「パートナーのことを知ろう!」自分で考えた質問を使って相手にインタビューをし、できるだけたくさんのことを聞き出します。そして、そのインタビューをもとに、相手のプロフィールを英語でまとめていきます。「自分について話す」だけではなく、相手を知るために英語を使う。昨日の自己紹介から一歩進んだ活動になりました。

『学校の中をさらに探検!』

次のPeriodでは、まだ見学していなかった施設を訪れました。

まずは図書館。たくさんの本が並んでいるのはもちろんですが、驚いたのは、リラックスして過ごせるスペースが用意されていること。

そこにはゲームやカードなどもあり、生徒たちは楽しそうに遊んでいました。

続いてMassey High Schoolの生徒たちによる音楽・アート・ドラマ・ダンスなど、芸術分野の活動の足跡も見学しました。この学校の特徴は、座学だけではありません。自動車整備、建築、ホスピタリティなど、幅広い教育が展開されています。特に建築分野では、実際に学校の敷地内で家を建て、それを完成させてから運び出し販売するという、本格的な学習が行われています。さらに驚いたのは、学校の新しい校舎も、専門的な指導を受けながら生徒たち自身が建築しているということ。「学校で建築を学ぶ」という言葉から想像するものとは、かなり違います。

スポーツでも有名なMassey High School。広大なグラウンドはもちろん、専門的なトレーニングができる施設も整っています。そのスケールの大きさに、見学した10名は、いつも九段の校舎で学校生活を送っている私たちの感覚からすると、「広い…」と、思わずため息が出るほどでした。

『午後はバディと一緒に』

午後は、それぞれのバディと一緒に授業を受けました。

さて、どんな勉強をしたのでしょうか?

残念ながら、授業によっては引率教員が見学できないものもあります。そのため、今日の午後の様子は、私たち引率教員にも分からない部分があります。だからこそ、あとで生徒たちから聞くのが楽しみです。

そうこうしているうちに、あっという間に下校時間。それぞれがホストファミリーのもとへ帰っていきました。

8月27日(木) 夏季合宿【サッカー部】

サッカー部では、8月16日〜18日まで茨城県鹿島スポーツハイツにて日体大OB強化試合合宿に参加して来ました。

関東圏内を代表とする有名強豪校と5試合を行うことができました。

(県立小山高校、星槎湘南高校、横浜清陵高校、足利大付属高校、大宮東高校)

押し込まれる展開が多かったものの、一つ一つの課題と向き合い、それぞれが自主的に成長していく姿が印象的な合宿となりました。

それでもまだまだ課題は多く、成長のためには沢山のことと向き合って改善していかなくてはなりません。

同じ宿舎で過ごした強豪校の生徒達の挨拶や服装、整理整頓、行動や振る舞いなどサッカー以外のところでも多くの学びがありました。

この経験をこれからの学校生活でも活かして欲しいと思います。

今日の担当は、サッカー部顧問の西條でした。