8月25日(火) ニュージーランド•スタディツアー2日目③

『ホストファミリーの「愛情弁当」』

気がつけば、もうお昼の時間です。ここで登場したのが、ホストファミリーに作っていただいたお弁当。みんなでお弁当を広げると、自然と始まったのが、「我が家のお弁当自慢」でした。

「所変われば品変わる」と言いますが、日本のお弁当とは少し違うものの、どのお弁当にもホストファミリーの愛情がたっぷり詰まっていました。

国や文化が違っても、「大切な人においしいものを食べてもらいたい」という気持ちは共通なのだなと感じる、微笑ましい昼食の時間となりました。

『樹齢600年・800年の巨木に出会う』

午後に訪れたのは、Parry Kauri Park(パリー・カウリ・パーク)。

ここで出会ったのは、ニュージーランドを代表する巨大な樹木、カウリです。

カウリは、ニュージーランド北島北部を中心に生育する巨大な常緑樹。

まっすぐに成長するため、かつては日本のスギやヒノキと同じように木材として利用されてきました。ただし、そのスケールは日本の木とはちょっと違います。

カウリは非常に大きく成長することで知られており、高く伸びるだけでなく、幹が驚くほど太くなります。ある程度の高さまで枝をつけずにまっすぐ伸び、その上部で大きく枝を広げる姿は、とても迫力があります。

この公園の目玉は、樹齢600年と800年になるカウリの巨木です。

600年前といえば、日本では室町時代。800年前なら鎌倉時代です。

何世代、何十世代もの人々が生きてきた時間を、この木は同じ場所で見つめ続けてきたことになります。

『「木を見る」のではなく、「時間を見る」』

ニュージーランド、とりわけマオリの人々にとって、カウリは単なる「大きな木」ではありません。土地や祖先、そして生命とのつながりを象徴する存在として、大切にされているそうです。

実際に目の前に立ってみると、その大きさだけではなく、そこに流れてきた時間の長さに圧倒されます。

自分たちが生きている時間は、この木が生きてきた800年という時間から見れば、本当に一瞬です。そんなことを考えながら巨木を見上げていると、人間のちっぽけさを感じる一方で、不思議と心が落ち着いていくような感覚もありました。

今日のツアーでは、ハチミツ、羊、そしてカウリ。

一見すると別々のものに見えますが、どれもニュージーランドの自然や産業、文化と深くつながっています。「ニュージーランドを知る」という意味では、とても充実した一日になったと思います。

『そして、またホストファミリーのもとへ』

カウリの見学を終え、Massey High Schoolへ戻ってきました。ここで一日の活動を終え、それぞれのホストファミリーのもとへ帰っていきます。

今日一日で見たもの、聞いたこと、感じたこと。きっと、それぞれが自分の言葉でホストファミリーに話してくれるのではないでしょうか。そこでまた英語で伝える経験が生まれます。「英語を勉強する」のではなく、「伝えたいことがあるから英語を使う」。これも、今回のスタディーツアーで大切にしたい経験の一つです。

『明日から、いよいよ授業です!』

今日はニュージーランドの自然や産業、文化をたっぷりと体験した一日でした。

そして明日から、いよいよMassey High Schoolでの授業が始まります。

今日までの「見る・聞く・体験する」から、明日からは「学ぶ・話す・伝える」へ。

10名の生徒たちが、どんな表情で教室に入り、どんな英語を使い、どんな経験をしてくるのか。引率教員も楽しみにしています。

それでは、また明日のご報告をお楽しみに!