10月13日(木)動画撮影

少し前のことですが、二松学舎祭の準備期間中の9月21日(水)、中学生などに見ていただく部活動の動画を撮影しました。今回は、剣道部、女子バスケットボール部、女子バレーボール部に協力してもらいました。

各部活動とも、部員のインタビュー。日頃の練習風景を撮影しました。これらを組み合わせるため、現在、編集中です。来月初旬には公開の予定です。3つの部活動の皆さん、ご協力、ありがとうございました!

ちなみに以下の写真は、その様子を私が撮影しました。やはりスポーツの様子を撮影するのは、とても難しいです。今日の担当も、入試広報部の車田でした。
【剣道部】

【女子バスケットボール部】

【女子バレーボール部】

10月12日(水)周年記念事業

今日の4時間目のLHRの時間は、創立145周年記念事業の1つである「『論語と算盤』を活用した一斉授業」を実施しました。担当は、日頃、論語の授業を担当している戸井田晃尚先生です。戸井田先生は二松学舎大学で中国哲学を学ばれた方で、本校で長く論語を担当されています。

本来であれば、各学年単位での一斉授業なのですが、新型コロナウイルスの感染対策として、校内の放送設備を利用した授業となりました。Metamojiというアプリでプリントを配布し、それを活用しながら、授業が展開されました。

内容は、二松学舎の建学の精神の解説と論語の章句を結びつけた話からはじまり、二松学舎創立者の三島中洲と渋沢栄一が「義理合一論」を通して結びついていた話に及びます。

私も本校の卒業生なので、約30年前、今の生徒と同じく論語を学びましたが、この年齢になって一層、論語は現代の私たちに大きな示唆を与えてくると感じるようになりました。ちなみに私が常に意識している言葉は、「巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)」です。

また、附属高校が関係するもう1つの周年事業として、同窓会(松友会)が主催した「クリアファイルコンテスト」があります。今日は、幹事長の末木先生から最優秀の2つの作品が紹介されました。後日、表彰式を執り行う予定です。

今日の担当も、入試広報部の車田でした。

10月8日(土)学校説明会

今日も予定通り、午前と午後の2部制で、学校説明会を開催しました。特に午後の部に関しては、座席を50追加しましたが、ありがたいことに、予約は満席となりました。

以下、午後の部のお手伝い生徒を紹介します!まず入口で、笑顔の生徒が検温と消毒をお願いします。

次に校舎内で迷子にならないように、声を掛けます。

そして受付です。

講堂内で案内してくれた生徒です。

中間考査約10日前の貴重な土曜日、ご協力、ありがとうございました!

今日の担当も、入試広報部の車田でした。

10月9日(日)3年生から

10月5日(水)の東京ディズニーリゾートへの遠足はD組担任の間先生から、10月8日(土)の柏集中体育はB組担任の服部先生からです。お届けします。

【遠足】
3学年の校外学習でディズニーランド・ディズニーシーに行ってきました。 世界最高峰のエンターテイメントを堪能し、夢の世界でのファンタジーを満喫した生徒たちは、満面のスマイルで、1日をエンジョイしていました。 明日からはまた、リアルな現実で毎日をエブリデイ頑張って行きたいと思います。


【柏体育】
10月8日土曜日、3年生は2学期初めての柏集中体育でした。本日の種目は男子がソフトボール、女子がサッカーです。お天気は競技開始時には曇り空でしたが、競技が進むにつれ段々と青空が見えはじめ、秋の澄んだ青空が広がりました。気温も風が少し冷たく心地よい運動日和となりました。広いグラウンドで生徒たちは笑顔でのびのびと集中体育を楽しむことができました。男子の写真は、容量が大きく、掲載できませんでした。ご容赦ください。

10月10日(月)『校長だより』第24号

【いまさら聞けない 二松の歴史】

今日10月10日は、本校の創立記念日。二松学舎だけが休業日となるので、某テーマパーク等に出かける人も多くなるはずでしたが、今年はスポーツの日と重なり、全国的に祝日。

ところで、本校の創立について、ルーツをどれだけ知っていますか?入学する前に学校説明会等で聞いたはずだけど…、なんとなくは知っているけど…、という人もいるかもしれませんね。

そこで、ちょっとおさらいしておきましょう。

まずは、学校創立者の三島中洲先生について。

生まれ:備中(びっちゅう)の国、現在の岡山県倉敷市  経 歴:備中松山藩の儒学者である山田方谷(ほうこく)に学びました。その後、明治政府の要請を受け、大審院(現在の最高裁判所)の判事などを歴任し、大正天皇の待講(教育掛)も努めました。

二松の教育:当時の日本は江戸から明治に移行したばかりでしたが、そうした中 で、外国の考え方や文化を本当の意味で日本に取り入れるために は、まずは自国を知り、東洋の精神に対する理解も深めなければな らないとして漢学を教授しました。

 

建学の精神:校舎の講堂に掲げられた『二松学舎 舎則』には、 「己ヲ修メ、人ヲ治メ、一世ニ有用ナル人物ヲ養成ス」とあり、現代風に解釈すると、「自ら考え行動できる能力を鍛え、社会のために貢献する人物を養成する」という意味となります。  

 

名前の由来:「二本の松」は「学問をする場所」の象徴で、三島先生は「漢学塾二松学舎」の創立当初、自宅を塾舎にしていましたが、当時庭にあった二本の松から「二松学舎」と名付けたと自作の漢文の中に記しています。

今年で創立145周年(1877(明治10)年創立)を迎えますが、日本に数ある大学の中でも屈指の伝統校です。145周年ロゴマークは、リズミカルに未来へ飛躍していくことをイメージし、スクールカラーのグリーンとブルーをフレッシュな色味にし、新しいことへの挑戦心を表現しています。

本校の関係者・卒業生について、少なくともイラストにある人物は、よその人から聞かれてもしっかりと紹介・説明できるようにしましょう。

左から

 渋沢栄一:日本資本主義の父と言われ、近代化に尽力。 本校の3代目舎長(舎長=組織の代表)。

 嘉納治五郎:講道館柔道を創設し、日本のオリンピック参加の 道を開拓 。

 創立者 三島中洲師:校歌にも歌われています。

 平塚らいてう(雷鳥):婦人参政権獲得に奔走し、 雑誌『青鞜(せいとう)』を発行。

 夏目漱石:アンドロイドでもご存じですよね。 『吾輩は猫である』でデビューした明治期の文豪。

イラスト以外にも

 中江兆民:東洋のルソーと呼ばれた思想家。

 犬養 毅:元首相。政党内閣を組織するも5.15事件(1931年)で海軍将校らによって暗殺される。

らが二松学舎で学んでいます。 本校のホームページに「二松学舎創立145周年特設サイト」のバナーを掲示しました。一度覗いてみてください。