顧問の楯岡先生から、8月の男子バレー部の2つの大会の報告です。
【西地区バレーボールフェア(昭和第一学園高校/8月6日)】
どのチームも合宿明けで、8月中旬の大会に向けて新チームを作ったばかりの状態です。この代の1つ上級生(3年生)は7人いたため、その壁が厚く、試合出場の機会になかなか恵まれなかった新チームですが、この夏休みの練習を通して、実力が上がってきました。
合宿では、試合に臨むに当たって、心と体を準備すること、ボールタッチの精度を上げることをテーマに練習してきました。その成果を確かめることができる、この代初めての対外試合です。5チームと1セットマッチです。どのチームに対しても、セットを取ることはできませんでしたが、所々でこのチームの理想的な得点シーンが見られました。
結果は、 vs深沢A(9-25)、 vs深沢B(18-25)、vs清瀬(12-25)、 vs昭和第一学園B(20-25)、vs成蹊(20-25)でした。今後、勝ちに結びつけるためには、如何にミスを減らし、理想的な得点パターンに持っていくかが鍵になります。夏の私学大会、全日本選手権予選に向けて、合宿でやってきたことを引き続き完成形に近づけていきたいと思います。
【私学大会(8月16日)】
初戦の相手は、初対戦の品川翔英。部員数が多く、大きな声が出る元気なチームでした。 試合序盤はお互いに主導権を握るような攻撃が作れませんでしたが、25-22で1セット目を取りました。
2セット目は21-24まで走られましたが、このチームにはこのセットを取る気持ちがありました。キャプテンのスパイク、サーブが決まり、最終的には28-26で、初勝利!ゲームを諦めない、そして、セットを取った経験は、今後、この代の試合で活きてくるものだと思います。
2試合目は安田学園。全国大会に出場するチームです。試合前の練習から圧倒的なパフォーマンスの差を見せつけられ、選手達は相手の空気に完全に飲み込まれてしまっている様子でした。
「相手に思い通りにさせないために、できるだけベストに近い攻撃をチームで作って行こう」とアドバイスしたのですが、固くなってプレーする姿勢は修正できず、いつも以上にミスが多くなり、1・2セットとも1ローテするのがやっとでした。
そんな中でも、各選手による相手を思い通りにさせないプレー、自分自身のスパイクが通用した経験は自信となり、貴重な財産になることでしょう。