8月26日(月)勉強合宿

8月17日(土)から3泊4日、千葉県野田市のホテルにて、2年生対象の勉強合宿を実施しました!以下、参加生徒、進路部の有賀先生からの報告です。

【菊地さん】台風一過の土曜日、始まりました。特進、理系、進学の希望者が勉強漬けの日々を送ります。

開校式が終わると早速最初の授業です!特進と進学は国語、理系は数学の授業を90分間受けます。大学の授業みたいです。授業後すぐに確認テストを受け、昼食の時間です。

ちなみに「確認テスト」は授業のたびにあり、順位も出ます。先生がすぐに採点をして張り出してくださるので、友達同士で競争したり、点が取れれば自信にもつながります!

夕食後の授業はテストがありませんが、その代わりに次の日の朝からテストがあります。生徒は22時からの自習で次の日のテスト対策と今日の授業の復習をします。早めに終わって睡眠にあてるのもよし、消灯ギリギリまで粘って頭に詰め込むのもよし…三者三様の自習です。

2日目。身支度を済ませて朝食に向かいます。朝食はビュッフェ形式、朝から体があたたまりますね! 午後の英語の授業ではグループ学習。ここのテストでは班ごとの平均点も個人の成績に反映されるので、協力が必須です!積極的に教え合っていました。

3日目の夜の授業は、選択授業。7種類の中から、自分の学習したい内容の講座を選びます。私は英語の読解を選択しました!その後は自習の時間だったのですが、最後の夜だけに、遅く(最大消灯時間24時)まで頑張っている人が多かった印象です!

最終日は、夏期講習の集大成「まとめテスト」。今までのテストとの合計点で総合順位が確定するので、逆転も設定さていました。

今回の合宿での合計勉強時間は約36時間!1日と半日分も勉強できました。勉強合宿が終わると、夏休みも残り12日。悔いのない毎日にしましょう!宿題も忘れずに!

【進路部】目的意識を持ち、長時間勉強する習慣を身につけ、2学期以降に活かしてほしいと思います。授業後の小テストの結果を見て、奮起している生徒もいました。

また、夜の授業は英語でGTEC対策でした。実際の過去問題を解きながら、テンポよくポイントを押さえていく感じで、苦戦している生徒もおりましたが、よく取り組んでいました。

丸1日が授業の2日目は、午前と午後、授業・テストのサイクルで基本の定着やその発展を図りました。科目によって、昨日の成績でクラス分けをしているもの、グループワークをしているものなど、様々な取り組みを行いました。

夕食後から22時までの夜の授業では、現代文や数学の演習。より実践的な問題演習に取り組みました。 生徒たちは長時間の学習のなかでも、課題に真摯に取り組んでいます。

3日目は疲れも見えてくる頃ですが、24時まで自習をしている生徒も多くいました。夜の授業は、3教科7講座(英語3講座・国語2講座・数学2講座)からの自由選択でした。

最終日となりました。これまでの集大成として、まとめテストを実施しました。閉校式では成績上位者の表彰があり、1人1人に個人成績表を配布し、これまでの成果を確認しました。今の自分の現在地を確認し、よい形で合宿を締めくくることができました。

この合宿が今後の勉強にどのように活かせるかは、ここからの勉強にかかっています。今回のを1つのきっかけにして、大きく躍進してくれることを期待したいと思います!

8月25日(日)あと1週間

24日(土)にもなると、夏休みの終わりが見えてきます。この日は、学校見学会、書道部の部活動体験会、GTECが実施されました。それぞれ、私(車田)、相良先生、友松先生からの報告です。

【学校見学会】今日も3回、実施しました。暑い中、ありがとうございます!

恒例の生徒教員のQ &Aですが、午前の部は剣道部、お昼の部は勉強会で登校していた1年生、午後の部は卓球部の生徒にお願いしました。

【部活動体験会】今日は1年生の講習会と2・3年生のGTECが重なり、部員5名でのご案内になりました。

最初、部員と中学生との間に緊張感がありましたが、押印やパフォーマンス体験を通じて 徐々に打ち解けて和やかな会になりました。

【GTEC】二松学舎大学の教室を借りて、2・3年生の希望者対象にGTEC(スコア型英語4技能テスト)を実施しました。合計で155名の生徒が受験をしました。

昨年度に引き続き、今年度も検定版の試験を導入したことで、実際の大学入試の際、外部英語試験利用方式として今回のスコアを使用することができます。いつも以上に緊張感を持ち、真剣に取り組む生徒の様子が見られました。

ヘッドセットを装着して、タブレットに音声を吹き込むスピーキングから試験は始まり、その後リーディング、リスニング、ライティングの各技能の試験を受けます。

長時間に及ぶ試験でしたが、みんなしっかり最後まで諦めずに受験しました。この試験が次に繋がってくると嬉しく思います。 夏休みも、あと少し。2学期からも勉強がんばろう!

8月24日(土)海外語学研修・帰国

22日(木)、無事にオーストラリアと台湾の語学研修の参加生徒が帰国しました。以下、台湾は服部先生から、オーストラリアは千葉先生からの報告です。

【台湾】最後の研修は故宮博物院の見学です。数千年にわたる中国文化の歴史的宝物が所蔵されています。この中にある郵便局から手紙を出しました。

この手紙は台湾での研修の思い出やそれぞれの気持ちを込めて、それぞれが言葉を伝えたい人に宛てて書いたものです。きっと、手紙が届いた人にはこの研修がとても充実していたということが伝わるものになっていると思います。

桃園空港へ向かい、キャリーケースを預けたところでガイドさんとお別れです。この研修の最初、緊張している生徒たちを明るい笑顔と言葉で和ませてくださったガイドさん。この1週間、いつも生徒たちのそばで声をかけてくださり、たくさんのことを教えてくださったガイドさんとのお別れは生徒たちもとても寂しそうでした。

みんなで写真を撮り、「謝謝!」とたくさんのお礼を伝え、「再见(またね)!」と伝えてお別れをしました。空港で搭乗手続きを済ませ、各自軽食をとり、14時35分の飛行機で日本へと向かいました。

日本時間19時06分、無事に帰国いたしました。

この1週間、生徒たちの成長を感じることができました。お互いのことをよく知らない状態での旅の始まりましたが、気がつくと、9人はいつも笑顔で支え合いながら、行動していました。

自分たちの力でチャレンジしてみようとする姿勢が多く見られ、日々笑顔が増えていったことが何よりも嬉しく思いました。この1週間で得たたくさんの学びと経験、そして出会いは、日本に帰ってもかけがえのない宝物になると思います。

この研修を支えてくださった多くの方々、ご協力をいただいた保護者の方々に、感謝申し上げます。

【オーストラリア】約2週間という長い期間のツアーでしたが、過ぎてしまえば、あっという間で、名残り惜しそうにオーストラリアを後にする生徒が多かったように感じます。

現地でお世話になった方々に「絶対に、またオーストラリアに帰ってきます!」と言っている生徒が多かったのもこのツアーの充実を裏付けるものだと感じました。

早朝7時30分にバスでホテルを出発し、空港へ。ここでの手続きをもって、サポートいただいたHiroko Kovacsさんともお別れです。ご挨拶でHirokoさんが言葉に詰まる場面もあり、生徒たちも本当に別れが辛そうでした。

その後、カンタス航空61便は定刻通りに離陸、18時40分に日本に到着しました。成田空港には、出発時もお見送りに来ていただいた秋葉教頭先生、また、多くの保護者の皆さんにお迎えいただきました。

この約2週間、参加生徒たちは、本当によく頑張り、逞しく成長してくれたと思います。2学期以降の活躍に期待したいと思います。

最後に、このツアーに携わっていただいた、Kedron State High Schoolの先生、生徒の皆さん、添乗員の小谷野智恵様、現地でガイドしてくださったHiroko Kovacsさんをはじめ、多くの方々に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

8月23日(金)台湾語学研修2

【4日目】朝食後、中国文化大学で中国語の学習です。明日は台湾の大学生と班別行動で市内巡りをするので、それに備えて、自分たちで欲しいものや食べたいものを注文できるよう、頑張っていました。

午後は、「台湾中国結びを学ぶ」です。古来から、組む・結ぶは神聖なもの、魔を祓うとされているそうです。その中国結びで、スマートフォンのストラップを作成しました。

午後から鵜飼校長先生が合流してくださったので、我々教員も中国結びにチャレンジしました。

夕刻、SDGsを学ぶプログラムで南機場幸福食物銀行さんを訪問しました。

ここは、大手企業と提携し、廃棄される食品などを必要な人々に提供する「食のサステナビリティ」の取り組みを進めています。「自分ごと」として捉える機会になればと思います。

その後、台北101でお土産を購入し、夕食を食べてホテルに戻りました。

【5日目】午前中は中国文化大学での授業。午後の市内巡りでにとても役立つ内容でした。

午後は、2つのグループに分かれて班別行動です。

各グループに台湾の大学生が帯同し、生徒を案内してくれました。

事前に生徒たちにはどこに行きたいか、何をしたいか、何を食べたいか、などを調べてもらい、地下鉄などを利用して「自分たちの行きたいところへ自分たちの力で行く」というプログラムです。

班別行動では「グループ内での交流を深めること」・「台湾の大学生との交流を深めること」というテーマを与え、グループ全員で写真を撮ったり、大学生に色々な質問をしながら楽しく市内巡りをしていました。

夕方からは土砂降りの大雨が降りましたが、悪天候さえも、みんなでいると楽しくて、笑顔でいっぱいの班別行動だったようです。

それぞれのグループを担当してくださった大学生とも仲良くなり、大満足な5日目となりました。

【6日目】午前中は中国文化大学での最後の授業でした。初日に学んだ発音から昨日の会話文までの総復習です。とてもアクティブに学んでいたので、この語学研修での学びや成長を感じました。

午後はバスで十份へ。天燈(ランタン)を飛ばす体験です。それぞれ、自分の願いを天燈に書き、4人1組のグループで天燈を空へ飛ばします。青く澄んだ空へ高くたかく飛んでいく天燈はとても美しかったです。

その後、周辺を散策しました。かつて、この地が石炭のが採掘されており、運ぶために使用されていた「静安吊橋」も渡りました。

その後、九份へ移動し、観光と食事です。九份は19世紀末に金の採掘で栄えており、現在は山から見える絶景や沢山の提灯に灯された美しい街並みから観光地としてとてもに有名です。

台湾語学研修最後の夕食は、素晴らしい九份の街並みを見ながら、また、この研修のたくさんの思い出話をしながらの素敵な夕食になりました。

夕食の時にお箸を落としてしまった時、中国語で「お箸をください」と店員さんに伝えるにはどうしたらいいか、と生徒たちの中で話し合い、自分たちの力で問題を解決していました。生徒たちの成長を感じることができとても嬉しく思います。

附属高校と附属柏高校から「台湾の語学研修行きたい!」と志を持って参加した9人の生徒たちは、学校や学年の垣根を越えて、皆で学び、成長し、そして楽しんだ語学研修になっています。

8月22日(木)オーストラリア語学研修3

【10日目】週末をホストファミリーと過ごし、8月19日(月)、3日ぶりに学校での生活に戻りました。

1・2限目は「Indigenous activity」。オーストラリアの先住民族であるアボリジニの文化を体験する時間でした。内容は①楽器や絵画などアボリジニの伝統的な芸術について、②調理と実食を通して食文化に触れる、の2つです。

バディとのランチ後は、Rose先生の英語の授業を2時間受講しました。

【11日目】8月20日(火)、慣れ親しんだ校舎での学習も残り2日。カリキュラムは通常通り、1・2限目がRose先生の英語〜ランチタイム〜バディの授業への参加。という流れでした。

Rose先生の英語の授業は、オーストラリアと日本の比較。これは、領土や人口などについてでした。ここから、内容がオーストラリアの人口の構成、また、この地で暮らす国民の出自の多様性について、ご自身の血筋を例に説明をして下さいました。

授業の最後は「オーストラリアを象徴する100のアイコン」についてお話しがあり、これについての絵画をパズルにして絵を付けながら、全員で完成させました。

ランチタイムでは、バディと楽しく談笑する生徒たちやKedoronの生徒たちに混じって購買で昼食を購入する生徒の姿などが見られ、すっかり学校に馴染んで様子はとても微笑ましいものでした。今晩は、ホストファミリーと過ごす最後の夜となります。

【12日目】8月21日(水)、Kedron State High Schoolでの学びも最終日となります。この日のメインは、「Ferewell Ceremony」と「Ferewell Celebration」。

「Ferewell Ceremony」では、Shane Kiss校長先生から生徒一人ひとりにスタディツアーの修了証が渡され、校長先生からは、このツアーがとても有意義であったこと、また、この経験をこれからの学校生活に活かして欲しいとの励ましのお言葉をいただきました。

スクールバディの代表からのスピーチの後は、本校生徒が、バディやホストファミリーへの感謝の気持ちやこのツアーでの経験を将来に活かそうという意気込みなど一人ひとりがしっかりと英語でスピーチしました。

本校から、お世話になったKedron State High Schoolの先生方にお礼をさせていただいた後は、全員で記念撮影を行いました。

その後、行われた「Ferewell Celebration」では、メイン・バディ以外の全てのバディも参加し、ピザとケーキを囲んで歓談する、こころ温まる時間を過ごしました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよ、お別れの時間となりました。手紙のやり取りをする者や、言葉なく泣きながらハグする者など、名残惜しい時間が続きましたが、本校生徒は、バスに乗車し、学校を後にしました。

明日の最終日は、午前中に飛行機に搭乗し、帰国の途に就くことになります。今夜は、参加者全員で共にする、最初で最後の食事をホテルで摂りました。