6月21日(水)芸術鑑賞-3年生-

6月14日(水)午後、舞浜アンフィシアターで上演中の劇団四季「美女と野獣」の芸術鑑賞が実施されました。以下、岡田さん(3年生)の当日の感想をお届けします。

【岡田】

私たち3年生は、ずっと前からソワソワとワクワクがとまりませんでした。演者の方だけでなく演出、セット、衣装どこをとっても素晴らしく、細かい発見が多く、とても楽しかったです。個人的には、衣装がとても印象に残りました。お馴染みのベルの青いワンピース。ミュージカルだからこそ、一曲一曲劇というよりは、ショーを観ている感覚です。曲中でベルが回ると、スカートのひだが波を打っているように見え、とても感動しました。

また、ベルの黄色のドレスは、実写版とは違う可愛らしさと美しさがありました。リアルタイムで舞台上を動くため、演者さんが動きやすいように作られると同時に、ドレスという華やかさもちゃんと残っていて、驚きました。

暗転時の演出やセットの動きもそうです。暗点も劇の一部であることを思わせる演出に驚きました。暗闇の中、光だけでの演出、暗転後のセットの動きや曲中のセットの使い方に凄さを感じました。まるで本当の魔法を体験してるようでした。

そして、役者さんがとても素晴らしかったです。3人の役者さんが印象に残りました。ベル役の女優さんの一つ一つの動作がとても可愛らしく、その動きは私がイメージするベルそのものでした。ベル以外では、ポット夫人とガストンの仲間のルウフ役の役者さんに釘付けになってしまいました。ポット夫人の歌は、一つ一つの歌詞が胸に届き、演技力に感動しました。ルウフはサブキャラ的なポジションですが、男性メインキャラ以上の演技力でした。ダンスや歌の上手さよりも、演技の上手さに目が行ってしまいました。

もちろん作品も素晴らしかったです。真実の愛を探す物語ですが、私はこの作品から、勇気や人を見かけで判断してはいけないということを学びました。相手の心を信じ信頼する勇気、自分から行動する勇気を持てた人こそ、真実の愛を知ることができるのかなと思いました。また、劇団四季を観に行きたいと思えました!