6月23日(金)男子バレー部、大会報告

5月以降、インターハイ予選を境に、様々な運動部が代替わりしています。以下、顧問の楯岡先生から、男子バレー部の報告です。

【男子バレー部】

6月11日(日)、成城高校にてインターハイ予選が行われました。トーナメントのシードに入ったため、試合時間が午後となり、午前中は学校で軽くアップしてから昼食をとって会場に向かいました。

対戦相手は、都立八潮に勝利した都市大等々力です。試合前のアップを見ると、背が高い選手がしっかり打ち込んできて、サーブも強くエンドラン付近に打ってくるようでした。

試合の方は、第1セットの序盤はやはり相手のサーブに押され、また、センターから時間差攻撃に圧倒され、ペースをつかめないまま連続失点。セット終盤、じわじわと追い上げましたが、一歩及ばず、19-25でセットを奪われました。第2セットは二松学舎らしい攻撃を展開し始めました。その結果、25-18でセットを取ることができました。第3セットは競り合いが続き、25-22でゲームセット。逆転勝利でコート決勝へ駒を進めました。

2試合目は、都立松原です。 松原はこの代の初めての公式戦の対戦相手で、劇的な逆転勝利して以来、互いにライバル視しており、何度か練習試合を組んできました。1セット、2セットともに終盤までシーソーゲームで、終盤に松原はセンターからの連続攻撃で点数を重ねゲームセットとなりました。結果は、19ー25、20-25です。 ベスト48(大会2日目出場)にもう一歩のところで逃してしまいましたが、この2試合の中で、ボールを必死に追いかけ、ボールを上げて、判断→指示・声→プレーの歯車を噛み合わせようとしているのが明確に見えました。チームとしての成長を感じました。

一方で、勝ち上がっていくために必要な体力、連戦に耐えられる体力が、コロナ禍の練習・練習試合時間短縮や合宿、皇居ランニングの制限などにより,、チームとして十分につけられなかった点は残念です。昨年夏の茨城遠征で、冷房のない体育館でもプレーし続ける茨城県の高校生の姿を見て、負けていられないと努力してきたのですが、コロナによる制限がなくなった次の代では、先輩たちが及ばなかった部分をしっかし強化して、彼らを超えられるよう練習に励んで欲しいと思いました。

最後に、大会前日の柏体育館に集まり、OB戦に参加してくれた71〜73期の卒業生に、感謝申し上げます。また、現役の生徒にとっては初めての有観客試合となりました。応援に来てくださった皆様、ありがとうございました。