6月24日(土)授業見学会

今日は、校長先生の代打として、生徒会長の岡田さんに会のはじまりの挨拶をお願いしました。参加された保護者の方からは、「自分が中学生だったら、この学校に来たくなりました」という最高のお褒めの言葉を頂戴しました。ありがとうございます!

また、在校生と私の台本なしのQ&Aは、3年生の橋本さんと椎名くんにお願いしました。2人とも、「自分」の言葉で答えてくれました。1年生の頃から知っている2人ですが、確かな成長の軌跡を見ることができました。

次回は授業見学会の最終回です。また、夏の学校見学会の予約も始まっていますが、すでに初回は満席になっています。予約開始日の早い時間であれば、予約は可能です。少しの「夜更かし」をお願い申し上げます。今日の担当も、入試広報部の車田でした。

6月23日(金)男子バレー部、大会報告

5月以降、インターハイ予選を境に、様々な運動部が代替わりしています。以下、顧問の楯岡先生から、男子バレー部の報告です。

【男子バレー部】

6月11日(日)、成城高校にてインターハイ予選が行われました。トーナメントのシードに入ったため、試合時間が午後となり、午前中は学校で軽くアップしてから昼食をとって会場に向かいました。

対戦相手は、都立八潮に勝利した都市大等々力です。試合前のアップを見ると、背が高い選手がしっかり打ち込んできて、サーブも強くエンドラン付近に打ってくるようでした。

試合の方は、第1セットの序盤はやはり相手のサーブに押され、また、センターから時間差攻撃に圧倒され、ペースをつかめないまま連続失点。セット終盤、じわじわと追い上げましたが、一歩及ばず、19-25でセットを奪われました。第2セットは二松学舎らしい攻撃を展開し始めました。その結果、25-18でセットを取ることができました。第3セットは競り合いが続き、25-22でゲームセット。逆転勝利でコート決勝へ駒を進めました。

2試合目は、都立松原です。 松原はこの代の初めての公式戦の対戦相手で、劇的な逆転勝利して以来、互いにライバル視しており、何度か練習試合を組んできました。1セット、2セットともに終盤までシーソーゲームで、終盤に松原はセンターからの連続攻撃で点数を重ねゲームセットとなりました。結果は、19ー25、20-25です。 ベスト48(大会2日目出場)にもう一歩のところで逃してしまいましたが、この2試合の中で、ボールを必死に追いかけ、ボールを上げて、判断→指示・声→プレーの歯車を噛み合わせようとしているのが明確に見えました。チームとしての成長を感じました。

一方で、勝ち上がっていくために必要な体力、連戦に耐えられる体力が、コロナ禍の練習・練習試合時間短縮や合宿、皇居ランニングの制限などにより,、チームとして十分につけられなかった点は残念です。昨年夏の茨城遠征で、冷房のない体育館でもプレーし続ける茨城県の高校生の姿を見て、負けていられないと努力してきたのですが、コロナによる制限がなくなった次の代では、先輩たちが及ばなかった部分をしっかし強化して、彼らを超えられるよう練習に励んで欲しいと思いました。

最後に、大会前日の柏体育館に集まり、OB戦に参加してくれた71〜73期の卒業生に、感謝申し上げます。また、現役の生徒にとっては初めての有観客試合となりました。応援に来てくださった皆様、ありがとうございました。

6月22日(木)歌舞伎鑑賞教室-1年生-

6月14日(水)は、1年生も芸術鑑賞として、歌舞伎を鑑賞しました。会場は、本校から徒歩15分ほどの場所に位置する国立劇場です。国立劇場は老朽化のため、今年の秋で休場し、建て替えられるため、この建物での歌舞伎教室は最後になります。

6月の演目は、『日本振袖始―八岐大蛇と素戔嗚尊―』です。引率の麻生先生からは、「1年生にとって初めての校外学習ですが、集合時間に遅れることなく、現地に集合できました。また、鑑賞中も見栄を切る場面では拍手をしたり、役者さんの解説に感嘆したりと、積極的に歌舞伎を観ようとする姿勢が見られ、歌舞伎を楽しんでいる姿が印象的でした」というコメントを頂戴しています。

今日の担当も、入試広報部の車田でした。

6月21日(水)芸術鑑賞-3年生-

6月14日(水)午後、舞浜アンフィシアターで上演中の劇団四季「美女と野獣」の芸術鑑賞が実施されました。以下、岡田さん(3年生)の当日の感想をお届けします。

【岡田】

私たち3年生は、ずっと前からソワソワとワクワクがとまりませんでした。演者の方だけでなく演出、セット、衣装どこをとっても素晴らしく、細かい発見が多く、とても楽しかったです。個人的には、衣装がとても印象に残りました。お馴染みのベルの青いワンピース。ミュージカルだからこそ、一曲一曲劇というよりは、ショーを観ている感覚です。曲中でベルが回ると、スカートのひだが波を打っているように見え、とても感動しました。

また、ベルの黄色のドレスは、実写版とは違う可愛らしさと美しさがありました。リアルタイムで舞台上を動くため、演者さんが動きやすいように作られると同時に、ドレスという華やかさもちゃんと残っていて、驚きました。

暗転時の演出やセットの動きもそうです。暗点も劇の一部であることを思わせる演出に驚きました。暗闇の中、光だけでの演出、暗転後のセットの動きや曲中のセットの使い方に凄さを感じました。まるで本当の魔法を体験してるようでした。

そして、役者さんがとても素晴らしかったです。3人の役者さんが印象に残りました。ベル役の女優さんの一つ一つの動作がとても可愛らしく、その動きは私がイメージするベルそのものでした。ベル以外では、ポット夫人とガストンの仲間のルウフ役の役者さんに釘付けになってしまいました。ポット夫人の歌は、一つ一つの歌詞が胸に届き、演技力に感動しました。ルウフはサブキャラ的なポジションですが、男性メインキャラ以上の演技力でした。ダンスや歌の上手さよりも、演技の上手さに目が行ってしまいました。

もちろん作品も素晴らしかったです。真実の愛を探す物語ですが、私はこの作品から、勇気や人を見かけで判断してはいけないということを学びました。相手の心を信じ信頼する勇気、自分から行動する勇気を持てた人こそ、真実の愛を知ることができるのかなと思いました。また、劇団四季を観に行きたいと思えました!

6月20日(火)期末考査2週間前

もう6月も下旬です。期末考査の足音が聞こえて来ます。それも踏まえて、各学年、今週の午後は「面談週間」になっています。

部活動も、来週月曜日で、活動停止になります。以下、ギター部は部員の代市さんから、ボランティア同好会は顧問の横関から、最近の活動を紹介してもらいました。

【ギター部】

6月5日(月)から計4日、3人+3バンドによるギター部ホール発表を実施しました。

最終日の12日(月)は最終日で、私の所属するバンドの発表です。

中洲記念講堂で発表するよりも観客との距離が近く、緊張しました。

ですが、観客の盛り上がりを近くで感じられるので、演奏出来て、とても楽しかったです。お昼休みという短い時間でしたが、たくさんの生徒が見に来てくれました!

【ボランティア同好会】

ボランティア同好会では、時折、外部からの講師に講演をお願いして、見聞を広めています。17日(土)は、東京大学文学部中国思想文化学研究室の平澤歩先生より、新暦施行から150年目の年にあたる今年にちなみ、「旧暦」についてのお話をしていただきました。 「五月晴れ」「十五夜」や「春節」についてのクイズを取り入れながら、わかりやすく説明してくださいました。

中国の暦は、基本的に太陰暦をベースとし、前漢から清に至るまでの約1750年間、朝廷が変わるたびに約50回も改暦されていたそうです。西洋においてはB.C.713年からのヌマ暦、B.C.45年からのユリウス暦、A.D.1582年からのグレゴリオ暦と改暦は3回です。

一方、日本においては遣唐使が持ち帰った暦法が導入され、5度ほど改暦を行い、江戸時代には自力の改暦を4度行い、明治5年(1872年)に明治改暦が行われ、150年後の現在も用いています。これは太陽暦、事実上西洋のグレゴリオ暦を採用したものですが、西洋への屈服は容認し難いため、明治政府は建前上は皇紀に依拠しているというスタンスでした。

暦や時計についてさまざまな疑問が生まれ、質疑応答は大変充実したものになりました。自分の中から湧き上がる疑問について深く追究していく、人文学系の学問探究を体感した有意義な時間となりました。