9月25日(月)奉納揮毫-書道部-

9月21日(木)、書道部が和プロジェクトTAISHI主催「第7回9.21世界平和の祈り」に参加し、会場の靖國神社で奉納揮毫を行いました。

以下、顧問の相良先生からの報告です。

【書道部】

この催しは、9月21日(木)の「世界平和デー」に全国の護国神社と広島平和記念公園で行われ、世界平和を書に込めて祈念するものです。

靖國神社では3年前から開催されるようになり、本校書道部も3年前から参加させていただき、今年で4度目になります。

揮毫では、本校の校訓である「仁愛」と論語の章句「子曰く仁遠からんや我仁を欲すれ斯に仁至る」を、書道部1年生5名、2年生5名で書き上げました。

式典では2年生の秋本さん、今泉さんによる英語のスピーチで、平和を祈るメッセージが披露されました。

揮毫後には、15カ国の各国大使による寄せ書きが行われ、部員がサポートさせていただきました。

今年は雨天で室内の開催となりましたが、無事に式典を終えることができました。

行事参加にあたり、多くの皆様にご協力を賜りました。ありがとうございました。

9月22日(金)二松学舎「学び」のコース

20日(水)放課後、今年度4回目のの「学び」のコースの授業です。今日の担当は、松本健太郎先生(二松学舎大学文学部都市文化デザイン学科教授)です。松本先生のご専門は、デジタルメディア論や観光コミュニケーション論で、かつて私が担任を務めていた生徒も、ゼミ生としてお世話になりました。

テーマは、「ゲーミフィケーションから考える観光とコンテンツ」。観光研究の分野は、アニメの聖地巡礼など、いわゆるコンテンツツーリズムというテーマが人気を博しつつあります。実際、二松学舎大学の学生も、岡山県倉敷市での体感型推理ゲーム制作プロジェクト「刑部大輔の事件簿」に携わりました。

松本先生は、その様子を紹介しつつ、現代社会の観光とコンテンツの関係性を考える学問的意味について、生徒たちにお話しされました。参加した生徒に感想を聞いたところ、「観光が研究対象になっていることに驚きました」・「二松学舎大学で勉強できる内容の幅の広さを知りました」と言っていました。

松本先生、ありがとうございました。今日の担当も、入試広報部の車田でした。

9月21日(木)ダンス部、全国大会

9月17日(日)に開催される第13回全日本高等学校チームダンス選手権大会決勝全国大会出場のため、ダンス部は北九州を訪れました。今年は、関東予選を通過した小編成のButterfly Effectと大編成のチーム二松の2チームが出場です。以下、顧問の石川先生・松澤先生からの報告です。

【1日目】

朝一の飛行機で北九州へ向かい、午後は地域の武道場をお借りして、最終調整に入りました。天気が良かったため、蒸し暑い中でも仲間同士で声を掛合って盛り上げながら、最高のパフォーマンスを目指しました。

爽やかな風が吹き始めた夕方は、海の近くでリラックスしながら、勝利をイメージして本日最後のダンスをしました。

まさに帰ろうとした時に、突然大粒の雨が降り出し、傘を共有して足元までびしょ濡れになりながら、皆で急いでホテルに帰りました。これも一つの良い思い出にできるよう、今日は身体を温めてゆっくり休んで、明日に備えてもらいたいと思います。

【2日目】

早めに会場のドームに到着し、外でアップを始めました。最初はButterfly Effect とチーム二松のそれぞれ分かれていましたが、最終的には1つになって、松澤先生とコーチも巻き込んでのアップになり、身体も気持ちも盛り上げてから入場しました。

【大会報告】

今年度からコロナにおける制限がなくなり、会場もメディアドームという大きな会場に変更となりました。もちろん声援も可です。本校は「全チームライバルではあるけれど、せめて関東予選を通過した同じ地域の仲間たちには大声援を送ろう」と決めています。

北九州での全国大会となると応援に駆けつける人数も少なくなるので、声援がほとんど聞こえない学校も沢山あります。その中で少しでも生徒たちが踊りやすいようにと言うことで実行しています。最初は二松学舎だけが関東圏の他校を応援している状況でしたが、次第に応援の輪が広がり、関東圏の学校はみんなでみんなを応援する輪が出来ました。その結果、とても九州とは思えないような関東勢の大声援につつまれて踊ることができました。

肝心の結果は、小編成Butterfly effectは全国7位と審査員特別賞、大編成チーム二松も全国7位でした。6位から表彰台に上がれるので悔しさが勝りましたが、両チームとも良い結果を出せたと思います。そして団体総合は4位とこちらも大健闘でした。

今まで全国大会では結果を出せないことが多かったですが、着実に前進していることを実感することができた大会でした。ここに至るまで沢山のサポートをいただいた多くの方々に感謝申し上げます。これからもダンス部はダンスで二松学舎を盛り上げられるよう、文舞両道で頑張ってまいります。沢山のご支援、応援、ありがとうございました!

9月20日(水)研究発表-理数科研究部-

二松学舎祭が近づく中、理数科研究部の外部での活動を2つご紹介します。

【日本地質学会・第130年学術大会】

9月17日(日)、京都大学で開催され、ポスター発表に参加してきました。

発表者は、3年生の志賀明輝君です。志賀君が2年間かけてコツコツ研究してきたテーマをジュニアセッションで発表しました。

発表題は「沖縄県に漂着した軽石の組成とその産出地に関する考察」。 沖縄に漂着した軽石が、福徳岡ノ場の噴火に由来するものではないかを探った研究です。 コアタイム(13:30~15:00)には見学者の方が絶えず、16時を過ぎても質疑応答を活発に行なっていました。

大学、大学院や高校、各種研究機関で地質学を研究しているプロの方々からの質問やアドバイスに、一生懸命に対応していました。特に、福徳岡ノ場について研究されている、国の研究機関の研究員の方も見にきてくださっており、非常に多くのアドバイスを受けていました。

また、他校の発表のレベルが非常に高く、志賀君もとても驚いていました。学会発表を通して、地質学の専門家の方々や他校の高校生との交流は、志賀君にとっても、とても刺激になったようで、大きな手応えや達成感が得られた様子でした。

【サイエンス学びラボ】

先日報告した横浜薬科大学での発表会参加ですが、本校の発表内容が「サイエンス学びラボ」というホームページに掲載されました。どうぞご覧ください。

https://science-manabi-lab.com/topics/t-article24/

9月19日(火)野球部、秋季都大会出場決定!

江戸川球場にて、秋季東京都大会出場をかけた第1ブロックの代表決定戦がありました。

帝京高校との一戦です。以下、応援団顧問の千葉先生からの報告です。

【野球部】

ブロック予選屈指の好カードということで、試合開始前から多くの観客が詰めかけ、立ち見が出るほどの熱気に包まれました。

強豪校との対戦に、試合前のアップから選手たちは気合十分で、非常に素晴らしい雰囲気で試合に入りました。

打線は初回から、相手投手を攻略。1死から2番・土屋慶太君(1年)の安打と四死球で満塁のチャンスを掴むと、5番・椎名潤君(2年)の犠牲フライで先制。6番・永尾愛蓮君(1年)が右前適時打で1点を追加すると、続く7番の祖父江広都君(2年)は左翼線にタイムリー2塁打、早くも3点を先取します。

一方、本校の先発ピッチャーは祖父江君。祖父江君は1回、2回ともに先頭打者の出塁を許しますが、これを併殺で乗り切るとリズムに乗り、打たせて取る本来のピッチングを取り戻し、相手打線に的を絞らせず、7回をわずか2安打に抑える好投を見せました。

この祖父江君のピッチングに応えるように、打線も効果的に追加点を奪います。

3回に花澤莞爾君(1年)の犠牲フライで1点を追加すると、4回には9番・小枝英心君(2年)がライトへホームランを放ち、5-0。5回には2死1・3塁から、1番・入山唯斗君(1年)、2番・土屋君、3番・片井海斗君(2年)の3連続タイムリーで突き放し、そのまま試合は7回裏へ。

祖父江君は、2死から最後の打者をこの日、初の三振に打ち取り、ゲームセットとなりました。

ブロック予選の2試合を無失点、連続のコールドで勝ち上がり、本大会への出場が決まりました。

都大会は、10月2日(月)に組み合わせ抽選が行われ、7日(土)に開幕します。 今後も、本校野球部に熱いご声援を宜しくお願いいたします。