3月27日(月)男子バレー部、大会報告

3月21日(祝)、男子バレー部が都立世田谷高校で開催されたスプリングカップに出場しました。以下、顧問の楯岡先生からの報告です。

【男子バレー部】

新年度の大会に向けて練習、練習試合が本格化してきている中、スプリングカップが行われました。3学期の練習、練習試合の中でテーマに掲げていることが「歯車をしっかり噛み合わせる」ことです。

バレーボールの「自陣で3回触る」という特性上、認知→判断→伝達→移動→プレー(ボールタッチ)の流れがチーム全体で同調していなければ、ラリーに綻びが生まれミスを誘発し、失点に繋がってしまいます。しかし、最近の練習試合を通して、ようやく同調意識が芽生えてきました。  

スプリングカップでは、前日の練習でレフトのスタメンの選手(新2年生)が怪我をしたため、予選リーグでは急遽、スターティングラインナップを変更して臨みました。そんな中でもチームの士気を高めるような気持ちの入ったプレーも生まれ、歯車が回り始めました。予選リーグは対戸山高校(0ー2)、対世田谷総合高校(1−1)で、得失点差によりリーグ2位。その結果、順位決定戦に進出しました。

順位決定戦では、1セットマッチで都立府中西高校と対戦しました。府中西は予選リーグではどのチームとも接戦を戦い、粘り強く勝ってきたチームで、アタッカーが4枚揃い、鋭く撃ち抜いてくるチームです。セット中盤に放されかけたのですが、連続ポイントで追いつき、終盤まで1、2点差でシーソーゲーム。しかし、最終的にジャッジミス、サーブミス、サーブレシーブミスで相手を追い込むことができず、23−25で敗戦となりました。

この結果、総合4位となりました。春休みの練習、練習試合では、接戦でもしっかり歯車を噛み合わせ、気持ちで負けない、冷静さを失わない戦い方ができるように鍛錬していきたいと思います。

3月25日(土)修了式

雨の降る中、2022年度の修了式が執り行われました。日本の学校の世界では「年度」という概念が大きな意味を持ちますが、今日はそれが終わる大きな節目の日です。

最初に、表彰伝達。校内持久走大会の男女別総合上位3名の表彰です。

GTECの4技能トータルスコアの上位生徒表彰です。

英検の2級・準2級・3級、漢検の2級・準2級、数検の準2級・3級です。

書道部からは、書の甲子園、全日本書き初め大展覧会、葛飾柴又帝釈天全国書道コンクールの表彰。美術部からは、全日本学生美術展覧会の表彰。理数科研究部からは、東京都生物連盟主催「生物研究の集い」の表彰。ダンス部からは、高校ストリートダンスグランプリ全国決勝大会の表彰。父母の会からは、学年賞の表彰。

その後、修了式です。校長先生は、1年の締め括り、そして4月からの生活に向けての話が中心となりました。画角を変えるために、教室のモニタを撮影してみました。

生徒部の曽根先生からは、春休みの生活に関する話がありました。同じくモニタを撮影してみました。

最後に、3月31日をもって本校をご退職される教職員の離任式です。非常勤講師の熊谷先生(数学科)、木村先生(数学科)、高橋先生(理科)、菊池先生(英語科)、事務職員の柚木さんの5名です。今まで本校の発展に寄与いただき、本当にありがとうございました!今後の皆様のご健康とご活躍を祈念いたします。以下の写真は、教員室での菊池先生の挨拶です。

修了式後、各クラスで最後のHR。今のクラスとも、今日でお別れです。担任としては、感慨深く、かつ寂しい日でもあります。1年間、お疲れさまでした。HR後、早速、新しいクラス発表!このメンバーで、2023年度を迎えることとなります。

担任は、4月の始業式で発表です。お楽しみに!今日の担当も、入試広報部の車田でした。

3月24日(金)九段フィールドワーク

1年生の九段フィールドワークの報告です。22日(水)は現地調査、23日(木)はiPadを使った報告書作りです。以下、引率の1学年担任の先生方からの報告です。

【東京地方裁判所(F組担任・古舘先生)】

午後から、19名の生徒が東京地方裁判所を訪問しました。ガイドを務めてくださった2名の現役裁判官の方から、裁判所について、民事裁判・刑事裁判の違い、傍聴席でのルールなどのお話と、実際に傍聴する民事裁判の内容を解説していただきました。

傍聴時間は15分ほどと短時間でしたが、裁判の様子や法廷内で目にするものに対して、さまざまな疑問を持ったようです。傍聴後は担当ガイドの裁判官に積極的に質問していました。

裁判官を志した経緯や特に記憶に残っている裁判の話など、裁判官個人の経験をもとにしたお話も伺うことができ、進路について考える機会にもなりました。

なお、写真は施設の性質上、割愛させていただきます。

【法務省旧本館(D組担任・浅見先生】

館内の法務史料展示室を見学させて頂きました。司法の近代化について明治初期の法典の編纂についての貴重な史料と、平成6年に復原された国の重要文化財であるれんが造りの法務省旧本館の建物について分かりやすくご説明頂きました。生徒たちは、ご説明頂いた後も、史料をじっくり見学させて頂き、レポート作成に備えていました。

【しょうけい館(E組担任・横関先生)】

しょうけい館は、戦傷病者とそのご家族が戦中・戦後に体験したさまざまな労苦についての証言・歴史的資料を収集・展示し、後世に伝える役割を果たす国立の施設です。

参加した31名の生徒は、野戦病院のジオラマや義足、銃痕が生々しく残るメガネなどを食い入るように見つめ、兵士たちの戦中戦後の過酷な状況を感じ取ることができました。

戦後78年の現在、戦争体験者に語っていただくのは難しい状況のため、戦後世代の語り部が養成されており、沖縄戦を生き延びた一人の女性の半生についてのお話を伺うことができました。その女性は6歳で体験した過酷な沖縄戦による心と身体の傷を抱えながら暮らしているそうです。語り部の方のわかりやすいお話で、戦争を追体験し、平和の尊さを改めて感じることができました。

【昭和館(B組担任・千葉先生】

昭和館には、40名の生徒が参加しました。コロナの影響により、見学時間が1時間と制限され、「もう少し見たいです」という生徒がいるくらい、各自が熱心に展示物を見学していました。

また、体験コーナーでは、防空壕体験、バケツ水運び、井戸水汲み上げなどを体験し、当時の生活の大変さ、現代の便利な生活について身をもって体感していました。

【警視庁(F組担任・古舘先生】

24名の生徒が、警視庁を訪問しました。刑事ドラマなどで警察の仕事に関心を持っていた生徒もおり、じっくり観察していました。 まず始めに「ふれあいひろば警視庁教室」で警視庁の活動や災害時に私たちが取るべき行動について、映像やクイズを通して学びました。

その後、「警察参考室」にて、歴史的な資料や部署に応じた活動服の展示を見せていただきました。マスコットキャラクターや白バイの展示もありました。

「通信司令センター」では、実際に110番通報を受けている様子が見学でき、どれほどの頻度で通報を受けているのか、どのような通報内容なのかを知ることができました。

【遊就館(C組担任・松澤先生)】

遊就館に行ってきました。 登校中に靖國神社を横目で見てはいますが、靖國神社内の遊就館の事は知らない生徒が多く、新鮮な気持ちでの見学となりました。 戦争中の展示物を見て、実際に起こった戦争について改めて考えるきっかけとなりました。

1時間半の見学もあっという間に終わってしまうほど充実した内容でした。普段郊外に出て活動することが少ないので、生徒たちはとても楽しそうに見学をしていました。 今日見て感じたことを、明日、事後学習としてまとめていきます。

以上の調査の成果をまとめて、提出します。

学校がある千代田区や九段下という場所について、理解が深まったことと思います。お疲れさまでした!今日の担当も、入試広報部の車田でした。

3月23日(木)新入生登校日

九段下の桜は、満開に近づきつつあります。

雨の中ではありますが、新入生262名が登校しました。桜の木の下で、鵜飼校長が玄関で迎えます。

先日のクラス編成テストの結果などを踏まえて、新入生のクラスが決まりました。

まだ、誰も知らない教室のには、緊張が走っているようです。書類の回収、春休みの課題の配布など、約1時間、同じ時間を共有しました。

次に新入生同士が出会うのは、4月8日(土)の入学式です。それまで春休みを楽しみつつ、新しい高校生活の準備に励んでください。今日の担当も、入試広報部の車田でした。

3月22日(水)ダンス部卒業公演

日本中がWBCでのメキシコ戦勝利に沸いていた昨日、ダンス部の卒業公演が催されました。以下、顧問の松澤先生から、大会報告と併せての報告です。

【卒業公演】

3月21日(祝)、日経ホールにてダンス部9期生の卒業公演を行いました。今年に入り、約3ヶ月をかけて準備してきました。ダンスと映像を使った約2時間の公演を作り上げました。

3年生はコロナ直撃の代だったので、最後は通常通り、声援のある公演を体験させてあげたいと思っていました。

当日はたくさんのお客さんにお越しいただき、大きな声援の中踊ることができました。普段、大会で踊ることが多いので、こうやって皆さんの前でダンスを踊る機会ができたことを嬉しく思います。ダンス部はこれからもダンスで二松学舎を盛り上げられるよう頑張って参ります。たくさんのご来場ありがとうございました!

【大会報告】

3月19日(日)に横須賀芸術劇場で行われた、高校ストリートダンスグランプリ2023決勝大会に出場してきました。この大会は、予選大会を通過したチームのみ参加できる決勝大会です。

本校からは、Butterfly effect、チーム二松、Buddyの3チームが予選を通過しています。通常の大会は小編成と大編成に分かれているのですが、この大会は人数無制限であることが特徴です。

Butterfly effectとチーム二松は振り付けを大幅に変更してから初めての大会です。Buddyは大会参加はこの大会で最後となります。それぞれのチームがベストを尽くしてダンスすることができました。

結果はチーム二松が全国5位、Butterfly effectは優勝!全国1位になりました! 今まであと一歩で全国優勝を逃してきたので、生徒も喜びを爆発させていました! 甲子園などで忙しい中、大会参加を認めていただきありがとうございました。